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cn「A、一緒に帰らん?」

syp「丁重にお断りします」

cn「ショッピくんには言っとらん」

『まぁまぁ……』

どっちか選んで!と言われましてもねぇ……?

『じゃあ3人で帰ろ?』
syp「俺真ん中行くんでAさんは左でお願いしますね」
cn「いやいや、俺が真ん中でAが右やろ!」
syp「それじゃAさん道路側じゃないですか」
cn「右側通行って言葉知らんの?」

ああ言えばこう言うの繰り返しを下駄箱でする事数分


私は耐えられなくなり、二人の間に入る

『私真ん中で良いから早く帰ろ……っ!』

私は2年の下駄箱に目を奪われた

『鬱先輩!』
ut「ん?あ、Aちゃん」

鬱先輩はゆっくりだが、走ってきてくれた

『鬱先輩も今から帰られるんですか?』
ut「そうや……ってその前にチーノくん借りるわ」

な、なぜ私ではなくチーノくんを!?


チーノくんは私の愛する鬱先輩に連れていかれ、ショッピくんと2人きりになってしまった

syp「じゃあ俺たちだけで帰りましょうか」

ショッピくんは私の前に手を出す。ん?なんの手ですか?

syp「もしかしたら危険な目にあうかもしれないじゃないですか」
『学校から家まであんまり遠くないから大丈夫だよ……』
syp「分かんないですよ?もしかしたら落とし穴とか……」
『早く帰ろうか』

私が営業スマイルを見せると、そ、そうですねと言って歩き始めた


校門を出ようとした時、後ろからショッピくんを呼ぶ声がした

syp「は?いきなり過ぎません?」

ショッピくんはモアイ像のような顔をしながら話を聞いている


どうやら次の大会にでる1年を決める話し合いをするらしい


ショッピくんは下が砂にも関わらず土下座をし、部室へと走っていった



『あれはデメキン。あれは……タツノオトシゴだな』

一人寂しく帰路を帰っていると、どこからか泣き声が聞こえてきた


角をチラリと覗くと、目の前に黄色のセーターを着た人が目の前に現れた


私はとっさの判断でかわすことが出来た

「っ…と。あっぶな!」
『あ、危ないのはそっち……』
「もうすぐで風船取れんくなるところやった……」

その人は、片手に風船を持ちながら泣いている子の所へ行く

「俺が取ってきたからもう泣かなくてええよ」

その子は表情を明るくしてありがとう!と言って帰っていった


その人は何事もなかったかのようにカバンを持ち、どこかえ消えていった



か、かっこいい……!

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アルみかん(プロフ) - どこかの青年さん» コメントありがとうございます。私が間違って非公開にしてしまっていました…… (2021年7月13日 19時) (レス) id: fe13111707 (このIDを非表示/違反報告)
どこかの青年(プロフ) - コメ失礼します。もしかしてなんですけど5話非公開にされてたりしますか...?? (2021年7月13日 18時) (レス) id: b815584853 (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - めいまる@おたくさん» リクエストありがとうございます!!!そのお話良いですね!頑張ります! (2021年1月11日 19時) (レス) id: 3b84e69a91 (このIDを非表示/違反報告)
めいまる@おたく(プロフ) - リクエスト書きます!夢主ちゃんと誰かの事故チューで! (2021年1月11日 19時) (レス) id: 606f6ad43a (このIDを非表示/違反報告)
アルみかん(プロフ) - ゆりおとめさん» 丁寧なご説明ありがとうございます!勉強嫌いなのでこれしか出てきませんでした……本当にありがとうございます!!! (2021年1月11日 15時) (レス) id: 3b84e69a91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルみかん | 作成日時:2020年7月30日 22時

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