【リレー小説】スカイハイ転生学園！～職業体験編～ (ページ44)

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ふーん。なんだこいつら。【四季冷夏】ページ44

うわぁお。

驚いた。なんでここに攻めてくるん？

もー。めちゃめんどーい。

さっきからずっと戦っているものの一度も攻撃は喰らわせていない。

その理由は、やはり___だからであろう。

仕方ない。さっさと行くか。

いきなり襲いかかってきた敵Aさん。名前名乗らないとかサイテー。って思っている私は変なのだ。

多分。

ニヤリと笑みを浮かべて「覚悟！」と言って突っ込んできた。

古臭っ。とっさに出した技は、ほわんという音を立てて出来た光の玉だった。

勢いよく投げつけると「おわぁーっ！」と言って必死に仰け反る。

私は「テトラ！」と叫んだ。

頷いたテトラはツルのようなものを伸ばし、敵Aさんを絡め取った。

「おい、お前ら二人でひきょーだぞ！ふざけんな！おいおいおい！ちゃんと話し聞け！」

私は無視し、ビームを出した。

「うぉああああああああー！」と言う叫び声を上げながらばたりと倒れたそいつ。

ごめんね～。まぁ、でも自業自得なのかもね。

テトラの方へ向かい、グータッチをしてニヤッと笑った。

テトラ…、少しはこれで仲良くなれたかな？

ふぅー。疲れたぁ。

って言ってる暇もないか！

さぁてと。ハチさんとネイビーさんを助けに行かなくちゃ。

ん、しかしそんなことはないのか？

ハチさんも座ってるし、ネイビーさんは心配そうにそいつらを見てる。

やっぱ、みんな強いんだね～。

職業体験の最後の日に限ってこんな事になるとは…。

オーバードーズ軍もやるじゃん。

一人で隠れ笑いをした私は、ストンと腰を下ろした。