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TH｢なんでノンアルコール？｣
『私お酒好きじゃないの。』
TH｢あんなに飲んでたのに、｣
『それは、ユンギさんを考えてる時だけよ。彼といる時も彼に合わせて飲んでるだけ。本当は好きじゃないよ』
正直にそう言えば、テヒョンは少しだけ視線を下に下げた
へぇ、そんな顔もするんだ。って最低だと思いながらも少しムッとしてるように見えるテヒョンに心做しか嬉しくなる。
TH｢ユンギさんって、Aちゃんにとって毒でしかないね…、｣
見たことないくらい悲しい顔でそう言うテヒョンに、さっきの言葉を少し後悔した。私も彼の気持ちが分かるからどれほど今胸が苦しいのかは私が1番わかる。
彼にどうして私が好きなの？なんて野暮なことは聞けないのもその気持ちを受け入れるのも、私がユンギさんを好きになったのが唐突でそれでいて不確かなものだったから。
でも今ならわかる。その不確かなところが何よりも抜け出せ無かった理由に違いないとそう思ったから。
TH｢なら、俺はAちゃんにとって解毒剤だ。｣
にひひって口を四角にして笑うテヒョンがあまりにも眩しくて私にはないそんな素敵な光に見えて。
彼と私を重ねることは酷く失礼な事のようにおもえた。だって彼は真っ直ぐになんの曲がりも汚れもなく私を好きだと全身で表現してきてくれるから。
言葉でも伝えられず、ユンギさんの奥さんからも目を背けただただ逃げ続けて傍から離れない私ほど哀れなことはないのだとより実感させられた
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yumiya(プロフ) - ハクさん» ハクさんどの作品も見てくださってる(T＿T)嬉しくてたまらないです。(*´▽`*)これからもどうぞよろしくお願いいたします(*´ｰ｀) (2020年7月9日 0時) (
レス) id: 0a6f74126a (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 悪い男のユンギさんも守ってくれるテヒョンも、どちらも良過ぎて選べないです…切ない展開ですが、今後も楽しみにしてます( ´∀｀) (2020年7月8日 19時) (レス) id: 389cfa35f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumiya
| 作成日時：2020年7月4日 0時
