65ばーん!タツキside ページ20
タツキside
タツキ「Aちゃん…こっちを向いて……?」
A「…」
Aちゃんは涙目だったけどなんとか僕の方を向いてくれた。
タツキ「Aちゃん…僕が悪かった…ごめん……」
A「そんな!タツキ先輩が悪いなんて…そんなことないです!!」
僕はそんなAちゃんを見てられなかった。
ただただ抱きついていた。
その力をだんだん強めていくとAちゃんも僕のことをぎゅってしてくれた。
僕は幸せだ。
こんな先輩嫌だよね…
きっと僕なんかよりアキラっちょとか奏くんとかウィトっちの方がいいよね。
Aちゃんごめん…
今日は僕の日なんだ…
僕の好きなようにさせて…
僕はそのまま静かに近づきそっとAちゃんにキスをした。
なんだかAちゃんも嬉しそうだった。
唇だけじゃ物足りず、Aちゃんのほっぺた、それから耳、それから手の甲にキスをした。
それはどれも触れるか触れないかくらいだった。
それでも僕は本当に幸せだった。
でもその幸せな時間はあっという間ですぐに眠たくなってきた。
よく見たらAちゃんは僕に抱きついたまま寝落ちしてる…
僕もこのまま寝よ…
夢にAちゃんが出てきたらいいなぁ…
好きな人に抱きつきながら寝られることなんてあるんだね。
僕はだんだんとこれは夢なのかと考えるようになった。
でも…
こんな日絶対に二度と来ないし…
だからだから、ほんっとに1秒も無駄にできないね。
僕は幸せだ…
66ばーん!貴女sideと作者から→←64ばーん!タツキside
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな(プロフ) - にゃんさん» そんなぁビッチなんて言わないでくださぁいw←あの瞬間はだれでもきっとアキラより先生ですよw (2018年1月8日 19時) (レス) id: ee2cb893af (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - 夢主ビッチすぎてびっくり笑笑 アキラより先生て笑笑 (2018年1月8日 18時) (レス) id: 8465a43df9 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - にゃんさん» はーい! (2018年1月7日 15時) (レス) id: ee2cb893af (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - いいぞもっとやれ (2018年1月7日 15時) (レス) id: 8465a43df9 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - にゃんさん» コメントありがとうございます!さすがにアルスでピンクは…寸止めさせていただきますw (2018年1月2日 21時) (レス) id: ee2cb893af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なな | 作成日時:2017年9月13日 19時