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「翔ちゃん狡いよね」
「えっと...」
「俺だってAちゃんのこと送る前提だったら車で来てたのにさー。自分だけ車って…」
「えーっとその...」
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私が困惑していると、二宮さんがじりじり近づいてきて壁に背中がついた。
二宮さんの瞳からは逃れられてないままだ。
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「翔ちゃんに告白された？」
「え？」
「告白されてなくってもキスぐらいはされちゃった？」
「え...」
「ま、その様子じゃ告白されてても返事してないみたいだけど」
「え...」
「キスはされたでしょ」
「え！？」
「んふ。当たり？笑」
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どうやら私の表情を読み取ったらしく、『え』の一文字しか発していないのにバレてしまった...。
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「でもね、俺もAちゃんが好きだから。いくら翔ちゃんでも譲らない」
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そう言うと、二宮さんは触れるだけのキスをしてニヤっとした
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「上書き保存ね」
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「ほらデスクいこー」なんて普段の二宮さんに戻ってまた腕を掴まれる。
だから私も平然を装う。
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「...上書き保存とかダサいですよ」
「やっぱり今日の白石さん冷たい。ニノくんキスしたのに！」
「だって上書き保存はダサすぎですよ！」
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オフィスに入った瞬間、「上書き保存がダサいって何の事かな？」と櫻井さんが出てきて喉がひゅっとなった。
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Loli - すごくお話のコンセプトが面白くて、次を読むのが楽しみです！33話から〜が公開されるのはいつなのか決まっているのでしょうか？お忙しいと思いますのでゆっくり、しょうまい様のペースででいいのですが…こんなことを聞いてすみません… (2021年4月18日 20時) (
レス) id: 1b01e77981 (このIDを非表示/違反報告)
しょうまい。(プロフ) - せいこさん» せいこさん初めまして。コメントありがとうございます！リズムを意識して書いているので、そこを褒めて頂けて凄く嬉しいです（ ; ; ）なかなか更新できていませんが、少しずつ続きをアップしていますので、宜しければこれからも読んでいただけると幸いです！ (2019年10月22日 18時) (レス) id: f40ace41f4 (このIDを非表示/違反報告)
せいこ(プロフ) - 突然のコメすみません！３人の絡みがリズム良く面白くて読み進むうち楽しくなって、続きが読みたいって思いました。続きって読めないんでしょうか？。 (2019年10月22日 9時) (レス) id: 5c6151edd9 (このIDを非表示/違反報告)
しょうまい。(プロフ) - ゆうなさん» ゆうなさんこんばんは。プロフィールにも書いてある通り、パスの配布はしていないんです。すみません… (2017年4月1日 22時) (レス) id: 83848e0453 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - パスワード教えて下さい ！ (2017年4月1日 20時) (レス) id: ec7b9e0306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうまい。 | 作成日時：2016年8月23日 9時
