ヒーロー殺しステイン 2 ページ4
ステ「何を成し遂げるにも、信念…想いが要る。
ない者、弱いものが淘汰される。
当然だ。
だから
弔の肩にはナイフが1本刺さっている。
弔「ハッハハハ…!!
いってえええ…強すぎだろ。
黒霧！こいつ返せ。早くしろ！」
黒霧「身体が…動かない…！
恐らくヒーロー殺しの個性…」
『ごめん…私もしくった…』
私も先生にも手を出すなと言われて、完全に力を抜いて油断してた。
小さく傷をつけられ、そこを舐められた…
きっとそれが発動条件。
後で分析させて貰わなきゃ。
いかんいかん。要らないところでオタク精神を燃やしちゃダメ。
だけど大事だから良しとしとくか…
でも弔に傷をつけたのはかなり怒だぞ？
ステ「ヒーロが本来の意味を失い、偽物が蔓延るこの社会も
粛清対象だ…ﾊｧ…」
そう言って弔の顔に着いた''お父さんの手''をナイフで切ろうとする。
弔「ちょっと待て待て…
この掌は…ダメだ。」
そう言って掌に当てていたナイフを五指で握り、崩壊させていく。
これにはステインも驚愕を隠せないようで…
弔「口数が多いなぁ…信念？
んな仰々しいもんないね…
強いていえばそう…オールマイトだな。
あんなゴミが祭り上げられてるこの社会をめちゃくちゃにぶっ潰したいなぁ…
とは思ってるよ。」
弔は笑っている。あの掌の下で。
その狂気的な笑顔に、流石のヒーロー殺しでも気圧されている。
弔がステインに掴みかかるが、ステインもまた速い。
逃げられる。
弔「またあいつに直してもらわなきゃいけないだろ…」
ステ「それがお前か…」
弔「!? は？」
ステ「お前と俺の目的は、対極にあるようだ…
だが…''
この一点に於いて俺たちは共通している。」
弔「ざけんな。帰れ。死ね。
最も嫌悪する人種なんだろ。」
ステ「真意を試した。死線を前にして、人は本質を表す。
異質だが…想い…歪な信念の芽がお前には宿っている。
お前がどう芽吹いていくのか…始末するのはそれを見届けてからでも遅くはないかもな…」
弔「始末すんのかよ。
こんなイカれた奴がパーティーメンバーなんて嫌だね。俺は。」
黒霧「死柄木弔…彼が加われば大きな戦力になる。
交渉は成立した！」
ステ「要件は済んだ！さぁ保須へ戻せ！
あそこにはまだ成すべきことが残ってる。」
そう言って帰った
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るる - 続き！！頑張ってください！！！ (2022年8月20日 14時) (
レス) @page23 id: c3ead30411 (このIDを非表示/違反報告)
咲音 - 続き待ってます！！！！！ (2020年9月10日 18時) (レス) id: c4c0f99a98 (このIDを非表示/違反報告)
玲音 - はぁああああ好きです！！！！！！めっっっっっちゃ応援してます!!!!!! (2020年4月18日 10時) (レス) id: 85bc7616b2 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - コメント失礼します。いつも拝見させていただいています！ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい！ (2019年6月16日 23時) (レス) id: c4c066f43b (このIDを非表示/違反報告)
ナナセ(プロフ) - 凄く面白いです！荼毘君達が出てくるのが楽しみです！これからも頑張ってください！ (2019年6月7日 1時) (レス) id: 08efa5c2fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロマネスコ | 作成日時：2018年10月26日 1時
