図鑑 ページ20
「アシマリさんにニャビーさん……いいポケモンさんですよね……！大切にしてあげてください！」
珍しそうにオルガの腕の中のアシマリとアランの肩のニャビーを見ていたリーリエは軽く微笑んだ。
「ピュイ！」
ほしぐもちゃんに手を振られたアシマリとニャビーも手を振り返す。
「今回は特別ですよ？ハラさんや博士ですからあなたを守ってくださるけど……普段はバッグにいてくださいね」
ほしぐもちゃんは注意がわかったのかわかっていないのかリーリエの周りをクルクルと回り始めた。
「たまには外に出たいよな、コスモッグ！」
ククイの言葉にほしぐもちゃん……
コスモッグは嬉しそうに手を上下に振った。
「コスモッグ……？そのポケモンの正式な名前ですか？」
ククイは頷く。
「とても珍しいポケモンでね。リーリエによくなついているんだ！
さてと……僕からも渡したいモノがあるんだけど一つしか無いんだ。どっちが受け取る？」
「オルガが受け取れ」
「ありがと！」
オルガとアランを見比べ、小さく首をかしげるククイ。
そんなククイの前へ、アランに促されたオルガが歩を進める。
「他の地方でも手に入れたと思うけど……！」
ククイの渡したのは赤いポケモン図鑑。
しかもオルガの手より二周り程大きく、歪な形をしたモノだ。
「なんか……無駄に大きくないですか？ポーチに入る気がしないんですけど……」
オルガの読み通りポケモン図鑑はポーチには収まらなかった。
「しばらく我慢してくれ！数日後にはバージョンアップするからさ！」
渋々、と言う風に頷いたオルガはアシマリと共にポケモン図鑑を抱き抱えた。
「そして二人のアローラでの証明書、トレーナーパス！それとポケモンの大好物、ポケマメ！」
ククイは二人の手に小型ノートの様なトレーナーパスを置き、更にオルガにはカラフルな豆の入った透明なケースを渡した。
「ポケマメ……って美味しいんですか？」
素朴な疑問にククイは苦笑い。
「好きな人もいるようだけど……どうやら人間の口には合わないらしいね」
「ふーん……」
小さく呟き、何を思ったのかオルガはアランと共に一粒ずつポケマメを口に含む。
が、
案の定、すぐに顔をしかめた。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
