第69話 京都組と魔女 ページ20
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「Aちゃんは
湯ノ川の授業が終わると、隣に座っているAにしえみは話しかけた。
『いや、私は
そう言って柔らかな笑みを浮かべるAを見ると、しえみは肩の力が緩むように感じた。
「じゃあこれからは一緒ってこと？」
『そうだよ。宜しくね、しえみちゃん』
「うん！わからないことがあったら何でも聞いてね!!」
しえみは学校に通っていないのでAとはもう会えないのではないかと思っていた。
しかしどんな経緯かAが祓魔塾の塾生になったことにより、
毎日ではないが週に何度か顔を合わせる機会が増えたのだ。
それだけでもしえみには嬉しいことだった。
後方に座っている出雲は、のほほんと笑っているしえみを呆れたように見ていた。
Aとしえみが話に花を咲かせていると、前の扉がガチャッと開いた。
教室に入ってきたのはAがいないと思っていた三人組だ。
後ろに居る眼鏡の少年は腕を骨折したようでギプスをはめている。
「あーー！Aさんやん!!」
ぱちり、と眼鏡の子の隣に居たピンク色の髪の人物と目が合う。
Aは“どこかで会ったか？”と考えるもこんな髪が派手な青年と会話をした覚えは無い。
しかし向こうはAの事を知っているようだ。
『えっと…』
流石のAも困惑を隠せないようで困った顔のまま愛想笑いを浮かべた。
「俺、志摩 廉造言います。特進科のA・ナアマさんですよね。
いやー、昨日は暗おして本人か分からへんかったけどほんまに綺麗やな〜」
『ありがとう。志摩くんもその髪色似合ってるよ』
「ほんま!?おおきに、廉造くん♡って呼んでもええよ？」
デレッとした顔で“連絡先交換しいひん？”とスマホを取り出しAに言う廉造。
その後ろから中央のトサカを金髪に染めた勝呂が立っている。
Aの隣に居るしえみが慌てふためくほど恐ろしい顔だ。
「い゛!!?」
ゴンッと鈍い音が廉造の頭からする。
勝呂が拳骨を入れたのだ。
「おっまえは…！教室入ってやることがナンパか!?」
「何言うてるんですか
今この
カッと目を大きく見開きながら廉造は勝呂より大きな声で言い返した。
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森ミク(プロフ) - 白い悪魔Loveさん» 表紙とっても素敵ですよね！プレゼントして頂いたものを使わせて頂きました。メフィストの妖しさも表現できているなら嬉しいです！メフィストはお茶目でも悪魔としての顔も持っているのでその違いをしっかりと伝えられていればな、と思います…！ (3月2日 21時) (
レス) id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
白い悪魔Love - 表紙めちゃくちゃ素敵ですね！メフィストの大人っぽい感じの表現や作者様の色っぽい文章にとても惹き付けられました。青の祓魔師の夢小説の中で1番この作品が好きです‼️更新頑張って下さいませ。 (3月1日 22時) (レス) id: 3d805667a2 (このIDを非表示/違反報告)
森ミク(プロフ) - アコさん» コメントありがとうございます。イラストの方ですが扉絵として掲載しようと考えております故しばしお待ちいただければと思います。 (2月29日 14時) (レス) id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
アコ - 続編おめでとうございます🎊🎉この作品とても好きなのでいつも更新楽しみにしております！できれば夢主ちゃんのイラスト見てみたいです！ (2月28日 20時) (レス) @page8 id: 03d0b92719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森ミク | 作成日時：2020年4月9日 14時
