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…という事で、
知らない人もいるかもしんないから言っておく。
このお店、記憶の無い私が行きつけにしていた。
因みに私が前の私が行きつけにしていたファッションブランド店で一番好きなのは
他にお気に入りだった店も全てハイブランド店。
服の質は良いのだけれど、クローゼットには数が無さ過ぎた。
これまで社畜同然の仕事量やってた子だから当たり前かもしれないけど。
まあ、お金はいくらでもあるんでね。
…適度に使いまくって服を大量に購入したいと思います。
「あら、皇様ではないですか！」
『
�犹笋砲△Δ茲Δ壁�を5着程度作って貰えないか�瓩噺世辰討�ださる？』
「……。失礼ですが、私の聞き間違えでしょうか？」
観月さんの目が丸くなっている。
まあ確かに驚くのも無理はない。
私はいつも1着しか買わないし、買うとしても店の中にあるものだけだ。
社長自らにデザインをしてもらえる機会があったが、私はすべて断ってきたのだから。
でも、残念な事に今の私は前の私とは違うんだ。
私はあの子のように優しく接することはできても、裏が無いわけじゃない。
否、むしろ裏が無い方がおかしいと言っても良い。
『いいえ、聞き間違いではありません。私、最近少しファッションに興味を持ち始めたの。
興味を持ったとは言っても、流行を取り入れる事には全く興味がないわ。
私のこの容姿を生かせるような服……もしくは私が着こなそうと思えるレベルの服が欲しいの』
ブランド店を選んだのは、高いからというわけではない。
一般の店とは違って、値段に見合った質のいい素材を使っているからだ。
だから私はこうして行きつけの店を一つ一つまわっている。
行きつけの店のオーナーとは顔見知りだ。
それに、オーナーは全員私の容姿を気に入っているから、
私のためだけの服を作ってくれる。
そんな美味しい機会があったのに、仕事人間の私は全て断ってきたけれど。
―――今の私に、断る理由なんて無い。
『以前の話が有効であれば、で結構ですので』
「！勿論、オーナーが断るわけがありません。
いつも皇様のためだけの服を作りたがっていましたから。今すぐに伝えてきます!!」
さて、次は何をしよう。
愛沢さんを蹴落とすための情報集め？
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処刑人 - 面白かったです。続きを楽しみに待ってますます。 (2022年5月16日 22時) (
レス) @page26 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
森ミク(プロフ) - 新双黒推しの白猫さん» ついに出てきましたよナナミン！いやー一番まともな人に冷たい視線送られるのが一番心に来ますよね…。 (2022年3月25日 16時) (レス) @page26 id: 1a3deb8128 (このIDを非表示/違反報告)
新双黒推しの白猫(プロフ) - 短編集めちゃめちゃ面白いですね…!特に夏油や七海の反応が最高です！七海が出てくるの楽しみにしてます！！更新頑張って下さい！ (2022年1月17日 15時) (レス) @page25 id: 1782e61157 (このIDを非表示/違反報告)
森ミク(プロフ) - nanaさん» わあああ、ありがとうございます!更新亀ですが、頑張りますね〜!! (2022年1月16日 21時) (レス) id: c515606cc3 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - ええええめちゃくちゃ好きです！！！応援してます！！ (2021年12月31日 13時) (レス) @page24 id: 7f38ffe42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森ミク | 作成日時：2021年5月15日 12時
