146本目〜契約〜 ページ44
ユウカside
ユ「どうしてここに居るって解ったの？」
コウタ君達が帰った後、私は紅蓮にそう訪ねた。
紅「........さぁ。我にもよく解らぬ」
そう、紅蓮は曖昧に答えた。
紅「.......よくもまぁ、あの様な真似が出来たな」
ギロリと目を光らせ、責め立てる様な声音でそう呟いた。彼が怒っている事は一目瞭然。
ホントに私は、バカな事をした。
紅蓮が来なければ、私はあの時既に。
皆に迷惑掛けて、自分勝手に動いて......
でも________皆を、助けたかった。
私が口をつぐんで俯くのを見て、紅蓮はふと表情を緩めた。
紅「.......あれがそなたの『覚悟』であろう？ならば咎めはせん」
ユ「紅蓮......」
紅「だが、二度とあの様な真似はするな。いくら我でも、毎回助ける事は出来ぬ」
ユ「........はい」
ショボくれる私の姿を見て彼は穏やかな笑みを目元に浮かべ、ぐっと頭を下げた。
紅「.......まぁ、そなたの事だ。また無茶をされては困る」
すると、紅蓮の身体が光り、不思議な模様の輪が現れた。途端、何か小さな物が飛び出し、それは私の手の中に収まった。
ユ「これ、なに？」
紅「そうか。そなたは知らんのだったな」
紅蓮は妖怪メダルと言う物の説明をして、ジバニャンがくれた零式の使い方まで教えてくれた。これただの時計じゃなかったんだ......
紅「.......使い方は良いな。詳しい事は小僧から聞くと良い」
ユ「うん。ありがと、紅蓮」
そうお礼を言うと、紅蓮は赤い舌をチロリと出して、ニャッと口元を歪めた。
紅「頼むぞ、ユウカ__________」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
紅蓮が擬人化したイメ画が欲しい((殴
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Yuwa☆(プロフ) - ミナズキさん、以前コメントをしていただいたYuwa☆です。覚えておりますでしょうか？私は妖怪ウォッチについてはよく分からないのですが、カゲプロといい感じにマッチしていると思います。まだまだ頑張れば伸びれると思うので、頑張ってください！！ (2016年7月28日 23時) (
レス) id: 66576eb42d (このIDを非表示/違反報告)
宇田川ほたる(プロフ) - ミナズキさん» そ、そうだったんですか!?ラスボスがゴーストバスターズのオマージュだったのは知っていたのですが......なるほど〜。 (2015年12月16日 20時) (レス) id: ffdfaa6854 (このIDを非表示/違反報告)
ミナズキ(プロフ) - 宇田川ほたるさん» コメントありがとうございます！自分進撃が好きなので。あとバスターズでも結構進撃ネタが出てきてたんでそれでこんな事になりました (2015年12月13日 9時) (レス) id: 9eb94cc9a7 (このIDを非表示/違反報告)
宇田川ほたる(プロフ) - 今回進撃ネタ多いですね〜！これからも頑張ってください!!!! (2015年12月12日 23時) (レス) id: 1e49702bfe (このIDを非表示/違反報告)
ミナズキ(プロフ) - 宇宙花さん» ありがとうございます！因みに作品の名前って何ですか？ (2015年12月6日 15時) (レス) id: 9eb94cc9a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナズキ x他2人 | 作者ホームページ：http://user.nosv.org/p/ai0613
作成日時：2015年11月16日 20時
