冷たいあの子は俺に惚れているようです。【irxs】【🐇♡】

5話 ページ6

『いむ、じゃね〜また後で!』



いむ「ん〜、また後で〜」



夕食も食べ終わり、その後また相談聞くよ、っていってくれたいむにホントにちょーっと相談し、
(相談聞くよと言ったのは現時点のAちゃんから初兎くんへの想いを確かめるため)


夜の九時になったのでそろそろいむが家に帰ると言ったので、送り出したところである。



____________


ふぅ……今日は本当に…いい日だったぁ!!


と今日あったことをまた思いだしむふむふ笑ってから一先ずお風呂にはいることを決めた。


______

お風呂上がり…


お風呂でゆっくりしたし、勉強でもしようと思い自分の机へ向かった。



勉強を三十分ほどやったあと、窓からコンコン音が聞こえる。


いむもお風呂上がったかな……


ｶﾞﾁｬ


『さっきぶり…って服着なよね…風邪引いちゃうよ？』



いむ「いいじゃん、お風呂上がりで暑いんだし？」


『風邪引いてもしーらない』


そう、さっきのコンコン音はいむが窓をコンコンした音なのである。


うちと、いむの家はそれくらい近く親には言うことでもないがお風呂上がりは大体窓を開け話しているのだ。


いむ「今何してたの？」


『ん〜？べんきょー真面目だからね、』ﾆｺｯ


いむ「ｯﾊ、どこがまじめなんだか……ﾌﾟｰｸｽｸｽ」



『え？性格、見た目等真面目という印象しかないでしょ？』


いむ「真面目な人はそんなこと言わないもーん!!ボクみたいなのを真面目っていうの〜」


『どこがよ、髪の毛水色で言葉使いがいちいちギャルいいむのど〜こ〜が真面目ですって？』



いむ「んぐっ……ぁ〜ハイハイどっちも真面目じゃないってことで!!」


『まぁいっか………』


いむ「そーだ!ボクの話も聞いてくれる!?」


『ん、聞く聞く!』


いむがうちに来たときは大体私の話を聞いてくれるので、夜に話すときはいむの話を聞く、ということにしているのだ。


いむ「今日の放課後にさ〜女の子にまた告白されたんだよね〜」ﾁﾗｯ


『へぇ〜!おめでと!付き合うの？』


いむ「えっ!?や……付き合わないかな……」


『え〜残念………』

いむ「な、なんで……？」



『とうとういむに好きな人が出来たものかと………まぁ応援してるね!!』


いむ「…………(好きな人はお前だよ!!!!)」


…………？

黙ってしまった……んてもうこんな時間!?勉強再開しなきゃ!!


『いむ〜？私勉強再開しなきゃだから窓しめるね……？おやすみ…!』


いむ「あっ、お、おやすみ……!」

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