冷たいあの子は俺に惚れているようです。【irxs】【🐇♡】

3話 ページ4

『んじゃいむ、私の部屋行こ!!今日はスゴいの!!!!聞いてくれる!?』



いむ「聞く聞く…部屋着いてからね!?はいはい行くよ!!」


と興奮した私を押しながら階段を上がった。




いむ「ふぅ………で、今日はどうだったの、？しょーちゃんと話せた？」




『………ｯｯそれがね!?今日はさよならって言えたんだ〜!!』



いむ「おおお!!大進歩じゃん!!」


実はいつも、私の恋愛相談をしているのです。


いむは普段なんでかわかんないけど学校でモテるので、私たちが幼馴染みとは誰にもいってないのだ。

だから、異性で唯一私が先生のこと好きなのを知っているいむには話しかけるわけにもいかずないので、毎日夕方に家に来てもらい相談しているのだ。


『あ、なんでいむが初兎先生のことをしょーちゃんって言ってるか知りたい？』


いむ「え、誰に話しかけてんの………？(引)」



『元々コミュ力の高い二人はゲームが好きと言う共通点があり、色々話した結果「しょーちゃん」「いむくん」の仲になったのです!!ああ……しょーちゃんって言っちゃった……!!』


いむ「よくわかんないけどしょーちゃんとは仲いいよ〜💙」


だそうです。



『はぁ〜先生かっこよすぎるぅ!!』


いむ「わかるよ……けどそんなに好きなら話しかけにいけばいいのに〜…」


と唇をとんがらせながらいむは言った。


『うん……でも恥ずかしくなっちゃって…』


いむ「ちぇ〜…でも僕的には話しかけなくてもいいけどね…」


『ん…？なんて…』


いむ「ﾌﾌｯ、なんもないも〜ん!!ただAの部屋着がダサいな〜って、」



『はああぁあぁぁ!?!?いむ!?急になんてこと言うの!?』



いむ「べーっ!!僕に振り向かないAが悪いんだもんね!!」


『は……？振り向かない……？』



いむ「そんなことも理解できないの……？ばーかばーか」


『うっっっぎぃいい〜!!!!』




なんでこの人がモテるんでしょう………。

4話→←2話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す