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?「あの！ 初めまして、私『サナ』って言います！」
すると女性たちの中から、ハイハイと手を上げる人物が出てきた。
『サナ』と自己紹介した女の子は、レンの前で自分の頬を包み込み、目を輝かせた。
SN「私、日本にいたとき大阪のLDHダンススタジオに通ってたんです」
少女は猫のような可愛らしい声で、こってりとした関西弁を話す。
どうやら大阪出身らしい。
「LDHって確か、EXILEの？」
SN「そうです！ LDHでも、レンくん噂になってましたよ。凄くダンスの上手い、おん……」
MM「サナ！ あかんって！」
咄嗟に隣にいたモモが、サナの口を塞いだ。
サナが何を言おうとしたかすぐに察したAは、動揺の表情を浮かべる。
大阪にいれば耳にしていてもおかしくはない。
しかも、二人とも日本にいた時からダンスに携わっていたのだ。
誰かから聞いて、Aが“女”だと知っている可能性も有り得る。
まずいな、と焦るA。
するとモモが、サナとAの手を掴み、集団の輪から引っ張り出す。
不思議そうに見つめる他の者たちを他所に、モモは２人と距離を縮めた。
MM「その……。私、レンくんの存在に気付いた時、すぐに地元の友達に連絡したんです。
実は、私の友人にレンくんと同じ高校に通っていた子がいて。
そこで、レンくんの事情は聞きました。
“女”であることは、誰にも言わないで欲しいってことも」
小声でそう告げるモモに、Aは目を丸める。
以前同じ学校の者には清華が口止めに回ったと聞いたが、まさかここまで厳重に守ってくれているとは。
SN「そ、その。すいません。さっきはつい、興奮してしまって……」
MM「私達、ぜったいに秘密は言いません！ だから心配しないでください！
サナにも、後で厳しく言っておきます」
そう言ってニコリと笑うモモに、サナは心底申し訳ないという表情を浮かべた。
MM「レンくんより学年は１つ下だけど、みんな同じ９６年生まれ同士、これから仲良くしましょう！」
モモの言葉に、Aは少しだけ頬を染めた。
相手が女の子だからドキドキしているわけではない。
韓国で初めて日本人の友達ができて、嬉しく、そして照れくさいのだ。
「ありがとう……二人とも。これから、よろしく」
少しばかり戸惑いを見せたあと、Aはふわりと“天使の微笑み”を浮かべた。
こうして、ヨジャグルメンバーとナムジャグルメンバー禁断の友情が、ここに結成されたのである。
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グミカン(プロフ) - ポンポネッラさん» ポンポネッラさん〜!! 今回もありがとうございます…!! 主人公色々吹っ切れちゃいましたが、そんな彼（彼女）に一体これからメンバーたちはどう思うんでしょうか……!! たぶん作者の趣向的に一筋縄ではいかないと思いますが(笑)、今後も楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2019年11月12日 18時) (
レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - 閔さん» コメントありがとうございます〜!! 最初からお付き合い頂いているということで……!! めちゃくちゃ嬉しいです……!! これからも読んで頂けるよう、更新頑張りますね。。ありがとうございます!! (2019年11月12日 18時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ポンポネッラ(プロフ) - 続編作成おめでとうございます〜！ おっと……？もしやここにてメンバー達の恋愛感情に少し変化が……？！何だか怪しい展開ですね (wkwk) 今後もドキドキしながら読ませてもらいます。更新頑張ってください！ (2019年11月11日 10時) (レス) id: 96af192ec7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - 4章にもなって初めてのコメントですが...今までずっと読ませていただいていました。自分的には1章が出されてすぐ見ていた気もしますが......いてもたってもいられず、コメントしました。すごく魅力的なお話で大好きです！これからも頑張ってください。応援してます！ (2019年11月10日 19時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年11月10日 19時
