11. 花様年華 Pt.2 ページ30
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２０１５年、１１月３０日。
この日、ＢＴＳ５枚目のミニアルバム『花様年華 Pt.2』が発売された。
リード曲『RUN』のＭＶ内容は、『I NEED U』同様、ダンスを封印した青春ドラマだ。
タイトル通り、８人の青年たちが夜の街を走り回り、仲睦まじく騒ぐ映像が印象的な今作は、引き続き大きなヒットをもたらした。
デビュー当初は公開が迫るたびに懸念されていたレンの分量問題も、今では過去の話。
彼の独特で掠れた歌声と、表情豊かで熱量のあるダンスは、ファンにとってお馴染のものとなった。
着実に大きな成長を続けるＢＴＳ。
楽曲の路線をヒップホップから大衆受けの良いダンスミュージックに変えたことも大きな要因ではあるが、それ以上にメンバーたちの成長が凄まじかった。
自分だけのダンスを手に入れたジミンは、今度は歌唱面の向上に真剣に取り組み始めた。
ＢＴＳのセンターとして圧倒的なオーラと存在感を認められたジョングクは、『黄金マンネ』の名に恥じぬよう、ダンスや歌だけでなく、魅せ方の研究にも没頭している。
ダンスプライドとして、前作で初めて屈辱的な思いをしたホソクは、それまで以上にダンスの追及に励み、更には楽曲制作にも意欲的に取り組んでいる。
ジンは、ダンスが苦手というレッテルを払拭するため、誰よりも練習に没頭していた。更には、彼の高く切ない声色を更に生かすため、歌の練習にも人一倍励んでいる。
ナムジュンは、海外アーティストとのコラボを経て、自身のラップと求める音楽に対する研究を深めていた。そして、徐々に多忙を極めていくメンバーたちの為、自分達の在り方や心の持ち方に対する勉強も始めたらしい。
テヒョンは、その美貌から人一倍注目を浴びることが多い。ゆえに期待も大きく、彼はグループにとって一つの分け目のような存在だった。だからこそ見掛け倒しにならないよう、よりダンスと歌、そして自分の心と向き合っていた。
ユンギは、今まで以上に楽曲制作に励んでいた。彼のセンスと技術はＢＴＳの作品に大きく貢献し、更には次第にグループ外でも話題になり始めている。
そしてAは、得意なダンスをより極め、そして更なる歌の技術の向上に励んでいる。更には楽曲の編集作業にも参加するようになり、巷ではひそかに『黄金マンネ』に次ぐ『白銀マンネ』と呼ばれるようになっていた。
――彼等はもう、原石だった少年ではない。
少しずつ放たれ始めた輝きは、彼等を“青年”へと変えていった。
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グミカン(プロフ) - ポンポネッラさん» ポンポネッラさん〜!! 今回もありがとうございます…!! 主人公色々吹っ切れちゃいましたが、そんな彼（彼女）に一体これからメンバーたちはどう思うんでしょうか……!! たぶん作者の趣向的に一筋縄ではいかないと思いますが(笑)、今後も楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2019年11月12日 18時) (
レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - 閔さん» コメントありがとうございます〜!! 最初からお付き合い頂いているということで……!! めちゃくちゃ嬉しいです……!! これからも読んで頂けるよう、更新頑張りますね。。ありがとうございます!! (2019年11月12日 18時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ポンポネッラ(プロフ) - 続編作成おめでとうございます〜！ おっと……？もしやここにてメンバー達の恋愛感情に少し変化が……？！何だか怪しい展開ですね (wkwk) 今後もドキドキしながら読ませてもらいます。更新頑張ってください！ (2019年11月11日 10時) (レス) id: 96af192ec7 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - 4章にもなって初めてのコメントですが...今までずっと読ませていただいていました。自分的には1章が出されてすぐ見ていた気もしますが......いてもたってもいられず、コメントしました。すごく魅力的なお話で大好きです！これからも頑張ってください。応援してます！ (2019年11月10日 19時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年11月10日 19時
