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――クーリオから言い渡されたミッションは、正直言って嫌だと思いました。
けれど僕は運に恵まれていた。
それは、レンと同じチームになったことです。
僕は彼の才能に感謝すると同時に、僕自身が、もっと成長しなくてはならないと思いました。
(テヒョンの後日談より)
***
アメリカンハッスルライフ最初の修行は、クーリオから言い渡されたミッションを完遂すること。
「屋外に出て一般家庭を訪問し、ラップを披露して来い。一番上手くやったチームには俺と一緒に素敵な夕食を食べよう」
クーリオはそう言って、メンバーたちを４つのチームに分けた。
ジン・ユンギ、ナムジュン・ジミン、ジョングク・ホソク、そしてAと同じチームになったのは、テヒョンだ。
恐らく、ラップを得意とする者とそうでない者が一緒になるように分配されたのだろうが、他に比べてラップ経験の浅いテヒョンは、既に不安を抱いていた。
なぜなら、Aは自分達の楽曲の中でラップパートを一度も担当したことがないからだ。
ゆえにラップに関する能力は未知数。
これはかなり不利な状況だ、とテヒョンは隣のAを見た。
TH「レン……ごめんね。僕、ヒョンたちと比べてラップがそこまで得意じゃないんだ」
テヒョンは、Aが組むべき相手は自分ではないと思っていた。
だが、なぜかAは何かを考え込むようなそぶりを見せ、それからハッとした顔でテヒョンを見た。
「テヒョン。『MACKLEMORE & RYAN LEWIS』の“SAME LOVE feat. MARY LAMBERT”、知ってる？」
TH「え？ あ、うん。2012年に流行った曲だよね。もちろん知ってるよ」
「これ、歌える？」
TH「あ〜……うん。フックのメロディーと、序盤のラップなら覚えてるけど」
そう言うと、Aはニヤリと口角を上げた。
「じゃあ、僕たちのチームはこれで挑むとしよう」
そんなこんなで、見知らぬ家の門前に辿り着いた一行は、恐る恐るインターフォンを押す。
すると中から、黒人のグラマーな女性が怪訝な顔で出てきた。
ナムジュンが代表して撮影の許可、そして企画の趣旨を説明すると、女性は笑顔で快諾する。
そしていよいよ、クーリオのミッション１がスタートした。
まずは、ホソク＆ジョングクチームから。
彼等は一体どんなラップを披露するのか……と思いきや、どういうわけか突然ブレイクダンスを披露し始める。
ちょこちょこラップを挟んではいるが、流石にこれは卑怯だ、と周囲は顔をしかめた。
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グミカン(プロフ) - hさん» コメントありがとうございます…!! わわ、楽しみに待っていただける事、嬉しく思います…!! これからも楽しんで頂けるよう頑張るので、お付き合い頂けると嬉しいです…!! (2019年11月12日 18時) (
レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - お疲れ様でした！次も楽しみ〜！ (2019年11月11日 8時) (レス) id: 9473de3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます〜！嬉しいお言葉、ほんとうに励みになります！TT わわ…!! ご指摘ありがとうございます!! スンシム氏、読者の方には申し訳ないです…!! すぐに書き換えさせて頂きますね…!! 今後ともお付き合い頂けると嬉しいです。。 (2019年11月7日 19時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はじめまして! オススメから読んでみたら面白くてイッキ見してしまいましたw これからどうなっていくのかスゴく気になります！ 1つだけ気になったのがヨンタンって書いてましたが、その頃はまだ居ないのでスンシムの方がいいのでは？と思いました。更新楽しみにしてます (2019年11月7日 14時) (レス) id: 761c706174 (このIDを非表示/違反報告)
グミカン(プロフ) - かむたんさん» コメントありがとうございます〜TT そう言って貰えて、とても嬉しいですし感謝です…!! これからもお付き合い頂けると、幸いです。。 (2019年11月3日 11時) (レス) id: 0414f38cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グミカン | 作成日時：2019年11月2日 18時
