君の彼氏になりたい。【3】 (ページ29)

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● V6 ページ29

？「はーい、どうぞ～」

岩本「失礼します。
Snow Manです。」

「『今日はよろしく
お願いします』」

坂本「おう。
よろしくね」

うわ...
初めて会った、
と思う...

皆さん、大人だ...
今まで若い子か
歳が近い子としか
関わったこと
なかったからか

大人な雰囲気を
放ってるV6さんに
さらに緊張感が増す。

三宅「待って！
可愛い子いる...って
さくらちゃんだ！」

そう言って
近寄ってきたのは
さっくんと康二くんの
憧れの先輩である
三宅健さんだ。

『えっ...と
12月付で加入した
さ、桜良Aと
申します。
よ、よろしくお願いします！』

緊張しすぎて
どもってしまった...
恥ずかしい...

長野「そんな緊張
しないでいいよ。」

長野「滝沢から話は
全部聞いてる。
カウコン、頑張ってね」

優しいお母さんのように
声かけてくれたのは
長野博さん。

坂本「のびのびと
楽しんでね
俺らも見守ってるからさ」

見守ってる
そう言ってくれたのは
V6の最年長である
坂本昌行さん。

『あ、ありがとう
ございます...』

坂本「でもジャニーズに
こんな可愛い子が
入ってくれたなんて」

井ノ原「タッキーも
いい目してるね〜」

目を細くして
ニコニコしながら
たきくんを褒めたのは
井ノ原快彦さん。

坂本「剛と岡田も
挨拶しろ」

森田「この子が
桜良Aちゃん...
岡田、口説くなよ」

控え室の奥に座り
こちら見て
私の名前を言ったのは
森田剛さん。

岡田「へぇ...
めっちゃ可愛いじゃん。」

腕立てを止め、
こちらに向かって来て
私の顔を覗き込んだのは
最年少の岡田准一さん。

大人な雰囲気に
酔いそうで
頭が回らなくなってきた...

坂本「おい！
困らせるな！」

坂本「Aちゃん、
ごめんね」

『いえ...
大丈夫です...』

長野「他にも挨拶しに
行くんだろ？」

岩本「はい」

長野「岡田と健が
さくらちゃんを
取って食わないうちに
次行きな」

岩本「わかりました」

岩本「それでは
失礼します」

照くんがそう言うと
手をひらひらさせて
私達はV6さんの
控え室を出た。

控え室を出た瞬間、
一気に体の力が抜け
座り込んでしまった。

宮舘「おっと...
大丈夫？」

『大丈夫...
大人な雰囲気に
酔ってしまった...』

岩本「まだ終わってねぇぞ？
次は嵐の皆さんだ」

『もう耐える心臓
持ち合わせてない...』

岩本「ほら行くぞ」

次はあの嵐さんがいる
控え室に向かう。