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山姥切side

パタンッ



へ「…蜂須賀、すまない」

伽「おい、大丈夫か」

姥「俺が代わりになれば…

写しの俺が犠牲になれば…」

伽「落ち着け、山姥切」

江「下手に歯向かわない方が
いいでしょう…
残っている者達が何をされるか…」

三「江雪、その言い方だと
一昨日何かあったようだな」

江「…一昨日、向こうで少し
抵抗してしまったんです

するとあの主は宗三の
本体を取り出してきて、
亀裂を入れました」

へ「折れたのかッ!!!?」

江「まだ大丈夫だと思います
ただ、あの状態だともう
いつ折れてもおかしく
ありません

本当に…この世は地獄です……」

どうすれば、この地獄から
解放されるんだ…





その時だった


蛍「国行!!」


バアァン

襖が凄い音と共に
ふっ飛んでいった

それと同時に蛍丸が
明石のところに飛び付いた

明「蛍丸ッ!!!?」

俺はまだ状況が
よくわかっていなかった

それは周りも同じだろう

だが、壊れた襖の向こうに
懐かしい顔がいくつも
並んでいた

主が折れたと言っていた
薬研もいた

みんな傷がなく
本当に主は俺達を
身代わりに残った者達は
傷つけていなかったのか

そう思ったが、違った
懐かしい顔の中に

全く知らない顔があった

それがあの2人だ


へ「誰だ、お前らは」

皆もそいつらに気づいて
近くにいる重傷者を庇った

俺の目の前には
大倶利伽羅がいる

俺も昨日の呼び出しの
せいで重傷になっていた




『自己紹介する前にひとつ
聞いてもいいか?』

髭「なんだい…」

「そこの扉の向こうには
何があるの?」

鶴「審神者部屋だ」

「そこの扉には結界が
張ってある?」

膝「ああ…」

『防音?』

伽「ッ…ああ」

大倶利伽羅が嫌な顔をした

防音だから連れていかれた
奴がどんな仕打ちにあって
いるのかがわからない

戻ってきてようやくわかる
どんなことをされたのかが…



平「向日葵様…」

『いいよ、行っておいで

で、何かあったら守って
あげてね』

小「!!…わかった」

1人が許可を出すと
残っていたもの達が
皆、こちらへ来た

「……」

『さて、行くか』

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裕糸(プロフ) - レモンさん» はじめまして!感想ありがとうございます!!嬉しいです!! (2018年11月18日 23時) (レス) id: 471770cab8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです! (2018年11月18日 20時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
裕糸(プロフ) - 千尋さん» ありがとうございます!今後もこの本丸をホワイトに戻せるよう沢山夢主ちゃん達を活躍させます! (2018年9月15日 10時) (レス) id: 9f48bc6e16 (このIDを非表示/違反報告)
千尋 - 最悪なブラック本丸をホワイトまではいきませんか元に戻した2人の主の今後の活躍が気になります!更新楽しみに待ってますね(笑) (2018年9月15日 6時) (レス) id: 24182f5998 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:裕糸 | 作成日時:2018年9月4日 8時

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