人間と悪魔のお話(Part2)

80話 ページ44

それから数日、イルマの不自然は発言は続いた
その度に心配する二人を抑えるのが大変だった

………一応、私も心配はした。
いい病院を勧めた位だが……

師団活動は今の所してない為、まぁ普通の日を過ごしていた…が

　 今日何故か生徒会に呼び出された

アザ「呼び出したのは師団の事だ。

今は活動してないが、本来師団は3年生1名以上か位階4以上の団員3名以上が必須なんだ、だが魔具研は条件を満たしてない。

このまま続くとしたら、魔具研は正式に活動を中止する事になる」

ア「なっ！？中止ですか！？」

ク「師団無くなるの？？」

『落ち着け2人共……それで、その中止を取り消す為に何かあるんですか？』

アザ「休止なのだから再開すればいい事

その為には研修を受け生徒会の許可を得る事が必要
研修は他の師団で数週間活動し、そこの団長から推薦文を貰うのだ。
そして、お前達が行く師団を言う為に呼び出したのだ」

ア「い、入間様と離れる可能性が…あると！？」

アザ「アスモデウスとアドソープは魔術開発師団
ウァラクは遊戯師団に行ってもらう」

ア「なっ！？入間様は！？入間様はどこに！？」

ク「Aちと離れちゃう〜！」

『よく私を受け入れたな…その師団』

アザ「研修は今日から行ってもらう」



といういきなりの事で研修に駆り出された
アズは入間様と叫んでるしとても煩い

ア「入間様！！入間様の居ない師団なんてあり得ない！！まだAがいるかマシだと思ったが…！！」

ジャ「落ち着いてよアスモデウス…なぁA〜
どうにかしてよ〜」

ジャズがそう言うが関わらない方が一番と思うがまぁ
煩いし黙らすか

『落ち着け』(ぽん)

ア「！？」(ガクンッ)

ジャ「アスモデウスが倒れた！？」

『魔力が無くなれば落ち着くだろ』

アズは魔力が無くなり、崩れるように落ちた為
師団の奴らがザワザワし始めた……

ジャ「そ、そんなスパルタな方法で……
落ち着くと言うか何というか…」

『言って聞かないならこうするまで』

ア「も、もっといい…方法が…あるだ…ろ」

『無い』

床に伏せてるアズを無視し、置いてあるソファに腰を下ろす

81話→←79話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す