60話 ページ19
右を見ても左を見ても、沢山の悪魔
家族も来てか、皆嬉しそうで楽しそうだ
『…ハァ……』
人混みが嫌いな私がこんな所に来るなんて…
『……』
私をここに連れてきた奴。リードは数分前に
リ「ちょっとここで待ってて!!絶対居たよ!」
と言って何処かに行ってしまった
『一体どこに…』
リ「お待たせー!!よかったー、ちゃんと居た」
『待ってろと言ったのは自分だろう…』
リードは手に何か持って此方に走ってきた
リ「はい!りんご飴!やっぱ、祭りはこれで始めないとねぇ」
(半端無理やりに)渡されたりんご飴
リードは何故か嬉しそうにしている
『わざわざ、これを買いに行ってたのか…』
リ「これを!食べながら回る師団披露は絶対楽しいって!」
まだリードを横目に、ガリッと食べたりんご飴は
丁度良い甘さだった。
リードと師団披露を回り、空が暗くなってきた。
そろそろ「はなび」の打ち上げだ
『おい、私は一旦戻るが…リードはどうする?』
リ「えぇ!?一緒に行くよー!A、花火見よう!」
『勝手にしろ…』
戻るとイルマが居た
クララとアズの姿はいなかった。まぁ、あの家族だ…
仕方ないと言ったら仕方ないよな
入「あ!A!よかった。アズくん達来ないから1人かと思った」
『まぁ…役割はちゃんと果たす』
入「それじゃ、始めよっか!」
前夜祭の事もあり、かなりの人が集まっていたが
はなびの打ち上げは成功した
『はぁ…今日は特に疲れた…』
リ「お疲れ様A!いやー!綺麗だったよ花火!」
『そう…言ってもらえるのは嬉しいな』
ジャ「あれ?Aにリード?何してんの?」
リ「おっ!ジャズ!いや〜Aと師団披露デートしてたんだよねー」
ジャ「は?デート??」
『無理やりだがな。リードのペースに乗せられてそのまま回ることに…』
ジャ「そっ…そっか……ん?待てよ?
今、Aリードって呼んだよな?」
『?呼んだが?」
ジャ「はぁ!?おまっ…!?一人でずるいぞ!?!
Aッ!!俺も!俺も名前で呼んで!?」
『え。嫌だ』
ジャ「なんでだよ!!」
リ「へへーん!どうだ!羨ましいだろ!」
ジャ「クソーーーーッ!!!」
『……』
名前だけでこれほど悔しがるか…
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猫宮 - そうですか!ありがとうございます!かっこいい系の夢主ちゃん設定好きなんですよ! (2019年12月11日 7時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 猫宮さん» どっちが『可愛い』と聞かれればくろむちゃんの方が可愛いです!夢主ちゃんは『かっこいい』ですかね! (2019年12月10日 23時) (レス) id: cf5f89401f (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 猫宮さん» 好みですか!よかった!リードくんかっこいいですよね!私も好きです! (2019年12月10日 23時) (レス) id: cf5f89401f (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 夢主ちゃんってくろむちゃんと比べるとどれくらい可愛いの? (2019年12月10日 20時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - この小説いろいろとまじ好みです!リードくん好きすぎてやばい!更新頑張ってください! (2019年12月10日 20時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリス | 作成日時:2019年7月25日 11時