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秀明の出入り口に近づくにつれて
怖さ、
興味、
不安、
緊張、
其処ら辺の曖昧な感情が私達の心臓をつついてくる。
小塚「“全知の少女”…。」
沈黙を破るようにしてそう呟く小塚君を上杉君が小突いた。
上杉「んなもんお伽話じゃああるまいし。」
少女のは言動から読み取ると“全知”と思わされても可笑しくない。
しかしながら、上杉君の言う通りだ。
そんな神のような人間普通居ない。
ましてや、その少女が私を呼ぶって…。
そう思っていると“そんなこともないんじゃね？”と忍が口を開いた。
忍「だって俺、霊見えるし。動物と会話出来るし。」
嗚呼そうだった、こういう特殊な人も世には居るんだった。
と、思わず皆で忍をジトーっと見つめる。
気づけば、出入り口は目の前だった。
黒木「アーヤ、俺達もその女の子に会ってもいいかな？」
もちろんだよ！！！
不安だったからとっても心強い、、、
よかった、と黒木君は私の前に出て扉を開けてくれた。
ベンチはこの出入口のすぐ傍にある。
ベンチの方へ振り向く寸前
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…、暑ぃぃ…」
重く、可愛らしい(？)呻き声が聞こえた。
それは、紛れもなく、
スーツケースに寝そべっている、
“小学生位の女の子”の声だった。
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レン(プロフ) - あいすさん» 本当ですね…何故でしょう。教えてくれてありがとうございます！ (2021年4月25日 7時) (
レス) id: 6501380a5e (このIDを非表示/違反報告)
あいす - うちの勘違いだったら申し訳ないです…。 (2021年4月24日 22時) (レス) id: 39e42ad41f (このIDを非表示/違反報告)
あいす - css…微妙についてないような？ソース誤字ってるかもです（馴れ馴れしくてごめんなさい） (2021年4月24日 22時) (レス) id: 39e42ad41f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる | 作成日時：2021年4月24日 19時
