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[太輔side]







藤「ただいま〜」


「ん〜おかえり〜」







Aちゃん何やらテレビに夢中。






藤「何、DVD見てるの?(苦笑)」



「ん〜〜」





一昔前の俺らのDVDをでジーーーーっと見ているAちゃん。

かわいいね。

あ、あのヘンテコ眼鏡をかけてたDVDね。





藤「お風呂入ってくるね?」



「はーい」









割と長めにお風呂に入ったんだけど

まーた同じ所をリピートしてるAちゃん。

これってそんなに面白かったっけ?(笑)

恥ずかしいしかないんだけど(笑)






藤「………楽しい?(笑)」


「太輔この時彼女いた?」


藤「はい?」


「この時期、いた?」


藤「いないよ?」


「……フ〜ン」





なんですかその不服そうな顔は。






藤「ヨイショッと。
どうしたの?急に。」


「この時の太輔カッコイイ」


藤「ん?(笑)」


「カッコイイの。この時の太輔。」


藤「どうも。」


「あとね、これもカッコイイの!ほら見て!」





床に座るAを後ろから抱きしめるように座ると

スマホで自分で撮ったであろう動画をみせられた。







"キス マイちょうだい。キス マイちょうだい。"
"それならセブ ンイレブンで"
"パンを買ってください"
"そして応募してください"

"セブンイレブン"





藤「懐かし〜〜〜〜♪
ってこの映像まだ残してたんだ(笑)」


「だってカッコイイもん。」


藤「カッコイイならいいじゃん?」


「ヤダ」


藤「なんでよ(笑)」








あら、拗ねた顔で俯いちゃった。






***

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作者名:ありぴろ* | 作成日時:2019年7月17日 10時

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