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センラ9 ページ9

セ「上がったで〜」




髪が濡れたままの折原さんが戻ってきた。




あ…






いくら大きめとはいえど、






私よりはるかに背が高いため




ガウチョパンツは膝が隠れる程度、




パーカーは腕まくりしてちょうどいいくらいだった




「じゃあ、私入ってきますね。」




セ「はいよ〜」




シャー…



水音に紛れて歌声が聞こえてくる。



ん?歌声…?!




折原さんそんな大声で歌わないで…!





まぁ、近所の人は全然帰ってこないし






両隣空いてるし





大丈夫か。





シャワーを止めるとより鮮明に聞こえてくる。






いや、異常に上手いな…





サラリーマンじゃなくて




歌手になればよかったのに。




リビングへ行くと、



セ「すー…」



折原さんはソファーに横になって寝てた。




歌ったり寝たり忙しいなぁ…



「折原さん、髪濡れたまま寝たら風邪ひきますよ」




揺さぶってみたら



セ「んぅ…」



あ、起きた。



「ドライヤー持ってきたので髪乾かしましょ?」




ドライヤーを差し出した。





セ「Aちゃん乾かしてー…」





目、開いてませんよ。







私はこっちです。






私がいる方向と逆方向へ向かって喋りかけている






仕方ない…




コンセントをさして、折原さんの髪を乾かす。




私がソファーに座り、




折原さんは床に座ってもらっている。




ゴォォォ…




男の人は髪が短いから良いよね、乾くの早くて




なのにその短時間で頭がコクリコクリと動くなんて





「折原さんもうちょっと頑張ってください!!」




セ「ん…」





・・・・・・・・・・




なんとか自分の髪も乾かし終え、






問題は寝場所の確保。






「折原さん、ベッドどうぞ。」





パーカーの裾を引き、寝室へ連れてった、






セ「えー?悪いってー…」






と言いながら折原さんはベッドに倒れこんだ。






ふぅ、今日はソファーで寝よ。





部屋の電気を全て消し、






毛布を一枚持って行きソファーに丸くなった。





ーーーーーーーーーーーー

続編連載中です!



良かったらこちらもよろしくお願い致します!



看護師さんはあほだった。【となりの坂田。】

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乃々夏(プロフ) - AM5:00から、悶絶させていただきました!!!ありがとうございます(?)!!! (2020年10月27日 5時) (レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
ぬー@センラー - めっちゃ面白いです! (2019年9月23日 19時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください! (2019年1月23日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
みずにょん@センラー - コメント失礼します!続きがとても気になります!更新頑張ってください(^o^) (2018年8月28日 20時) (レス) id: 5d6e490351 (このIDを非表示/違反報告)
Ruri*-志麻リス- - はじめまして!とっても面白くて宿題が進みませんでした笑 これからも頑張って下さい!! (2018年8月23日 23時) (レス) id: 8351ee7944 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そらね | 作成日時:2018年7月14日 22時

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