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センラ39 ページ42

セ「はい?!!」



今、どんな顔してるんだろ…



嫌がってるのかな…



目が合わせられなくて、




目をつむったまま想いを口にする。



「だから、
私センラさんのこと好きなんです!
いつも助けてくれる所も、
優しい所も、意地悪な所も、口悪い所も
酔うとめんどくさい所も
かわいい所も、かっこいい所もぜーんぶ!

大好きなんです!」




一気に言いすぎて息がもたない





肩で呼吸をしながらセンラさんの方を見ると、




真っ赤っかのトマトなセンラさんが




口元を抑えていた



セ「ちょ…はぁ……」



なんと、しゃがみ込んでしまった。




そんなに嫌だった…?!!



「ごめんなさい!そんなに嫌でした…?」




セ「んなわけ無いやろ!
…そーゆーんは、男から言うもんやろ…」




センラさんはそう言いながら顔を埋めた。





か、かわいい…!




そしてすぐにぴょこっと顔を出して、



セ「…これは俺から言わせてな、
俺と付き合ってください。」



「はい…!」



センラさんのネクタイは緩まってなかった。




するとちょいちょいっと手招きされて、




私もしゃがみこみ、近寄ると




手首を引かれ、唇に軽くキスされた。



「!!!」


セ「こっちは我慢してたんや!油断すんな!」



いや、ツンデレか!




そのあと、手を繋いで駅まで帰った。



「あ、このスーツクリーニング出して返しますね」




セ「いや、もう姉ちゃん使ってないし
いつでもええよ。」




「お姉さんのだったんですか?!
って、お姉さん居たんですか!!」



セ「まぁ、写真置いてあったの気づかんかった?
あれ勝手に置いてかれてん。」



あの女の人…お姉さんだったんだ…




「彼女のだったらどうしようかと思いましたよ」



セ「なわけないやろ!」

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乃々夏(プロフ) - AM5:00から、悶絶させていただきました!!!ありがとうございます(?)!!! (2020年10月27日 5時) (レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
ぬー@センラー - めっちゃ面白いです! (2019年9月23日 19時) (レス) id: 856e5af163 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってますので戻ってきてください! (2019年1月23日 1時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
みずにょん@センラー - コメント失礼します!続きがとても気になります!更新頑張ってください(^o^) (2018年8月28日 20時) (レス) id: 5d6e490351 (このIDを非表示/違反報告)
Ruri*-志麻リス- - はじめまして!とっても面白くて宿題が進みませんでした笑 これからも頑張って下さい!! (2018年8月23日 23時) (レス) id: 8351ee7944 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そらね | 作成日時:2018年7月14日 22時

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