ありふれた展開 ページ5
「お待ちください！隊長！！！」
男の声が背後から聞こえると同時に勢いよく後ろへと引っ張られる。
思わずよろけて倒れた俺は、運悪く階段の丁度角にケツが当たり俺はどデカい悲鳴をあげた。
「い"ｯ！！！たぁぁあぁぁ！？」
俺の悲鳴に驚いたのか、男も「ﾋｨｯ！」と声を漏らす。
痛い、痛すぎる。これは明日まで痛みが消えないやつだ…
そんなに勢いよく引っ張る必要があったんだろうか、
まさか一階には何か見せられない秘密が…？
俺は大変なことになっているであろうケツをさすりながらよろよろと立ち上がり男の方を見た。
若干肩幅が広くガタイのいい男は、兵隊のような見た目をしている。
俺を隊長と呼んでいたが、もしやこの異世界生活で俺は冒険をするのではなく、軍隊をまとめる使命があるのか…？
「す、すみませんでした！また日光に当たってしまったらどうしようと思い！思わずとっさの判断で動いてしまいました！お怪我はありませんか！？」
突然男はぐいっと俺の方に近づきかなりの声量で話しかけてくる。
また日光に当たってしまったらとは、一体どういう意味なのだろうか。
「大丈夫だ…気にしないでくれ。あと落ち着いてくれ、」
ケツをさすりながらも何とか受け答える。
分からないことも多かった俺はとりあえず2階に戻り男と話すことにした。
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てふる(プロフ) - 華月らいが??さん» コメありがとう✎* (2023年3月2日 1時) (
レス) id: dafd7b38ae (このIDを非表示/違反報告)
華月らいが??(プロフ) - ♡♡ (2023年2月28日 22時) (レス) @page9 id: 79815a8cd5 (このIDを非表示/違反報告)
忍冬鳳凰(プロフ) - やばい。うますぎる。神作品ありがとうございます〜！！ (2022年7月30日 15時) (レス) @page5 id: 3f85f1ded9 (このIDを非表示/違反報告)
てふる(プロフ) - 華月らいが??さん» 誠感謝致 (2022年7月28日 19時) (レス) id: 96b178e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
華月らいが??(プロフ) - 好きです (2022年7月28日 19時) (レス) @page3 id: 79815a8cd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飽 | 作成日時：2022年7月28日 15時
