羽ばたけWEST ≪ 1000人企画 ≫

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望と会ってない期間は一か月ぐらい。

その間にバイトに専念してたくさんお金を貯めてお洒落の研究して。



少しでも望の隣にいれるように毎日会うのを我慢して頑張った。

だけど逆にその会えなかった期間が私たちの不安に繋がっている気がしてる。








結局一生懸命整えてきた髪は望に手直ししてもらうことになった。

美容師の望にこうして髪を整えてもらうのは本当に久しぶりで少し緊張する。





「おおぉおおっ！Aやんか！！」



しばらく沈黙が続いているとしげ登場。

そんなしげも見ないうちに背が少し伸びていてとても大人っぽくなっていた。





「A見いひんうちにめっちゃ可愛くなってるやんか」


『なんかそれしげに言われたら照れるんやけど』



まさかしげにそんなこと言われると思ってなくて。

思わず照れ笑いをすればしげも恥ずかしそうに照れ笑いをしていた。






「なぁ！！何なん！！」



鏡に映るむすーっとした望の表情。

そんな望を見て"やばいやばい"と言いながら嬉しそうにしげは去っていってしまった。





「せっかく会えたのにしげばっかり」


『そんなことないって、私は望ともっと話したいし』



「そんなん嘘や！もう俺に飽きたんやろ！他の男できたんや！そうや絶対そうや！」


『そんなん言ったら望やって他の女の子と！！』



やっぱり会えなかった一か月という壁は大きいのかもしれない。

ちらっと望の方を見れば悲しそうに頭を掻いていた。






「ほんまは俺が一番最初にAに"可愛い"って言おうとしたのに……」



目の前にいるのは私の大好きな望だった。

恥ずかしそうに笑いながら気持ちをぶつけてくれる望だった。






『私やって望がかっこよくなりすぎてて直視できひんしどきどきしてる』



そう言って優しく抱きしめれば望もそっと抱きしめ返してくれた。

"好きすぎて心臓飛び出そう…大好きやねん"という望の声が聞こえる。






「そろそろ結婚したいな、俺ら」



そう呟いた望は少し強引に私に唇を重ねた。

久しぶりの望の温もりに温かさに心臓がばくばくと音を立てていた。




望は今でも私の大好きな美容師さんです。









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ソラさんからのリクエスト

「 美容院での番外編 」でした(..)*



少し不安ででもやっぱり二人ともお互い大好きなお話にしてみました。

美容院でのキャラクターも少しだけ登場させてみました。





素敵なリクエストありがとうございました。









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重岡大毅 / 生意気クリスマス→←小瀧望 / 美容院の小瀧くん

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