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『〜♪』
海軍の包囲網から逃れた私は少し離れた森の中を散策していた。
辺りに人気はなく、鬱蒼と生い茂る木々の間を抜けて遠くへ向かう。時折聞こえてくる鳥のさえずりがとても綺麗だった。
『けっこう強かったなァ、さっきの人』
思い出すのは先ほどの勝負。
【
あれほどの手練れなら、【
まあ、一度入ったら簡単に抜け出せないのが【
たぶん、あの人にはあの人なりの考えがあるんだろう。
『………先は遠いな』
この世界は広い。もちろん海も。人だって数えきれないほどいる。
私が今まで訪れた場所や出会った人々も、この世界のほんの一部でしかない。世界の全てを知るには、まだまだ時間がかかりそう。
『………あ』
ふと横を見ると、生い茂る木々の向こうに果てしない海が広がっていた。太陽の光を浴びて煌めく海はどこまでも蒼い。
『………』
海が見える森に1人でいる私………あの時とどこか似てる光景に自然と笑みがこぼれた。
『あの頃は………海がこんなに綺麗だなんて知らなかったな』
私は歩みを止め、その場から海を眺める。
波の音と共に、これまでの旅の思い出が次々と蘇ってきた。その中には懐かしい人々の姿もある。
心配いらないのはわかってるけど………元気に過ごしているなら、それでいい。それ以上は何も望まない。
もう二度と………大切な人を失いたくないから。
『………さて、次はどこにいこうかな』
沈みかけた気持ちに蓋をして、海から視線をそらす。
だいぶ離れたとはいえ、海軍が追ってこない保証はどこにもない。当初の予定よりずいぶん早いけど、この島を出ることにしよう。
そう思って再び歩きだそうとした、そのときだった。
『！？』
全身を鋭い痛みが襲った。
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うさこ - 続き楽しみです (11月2日 4時) (
レス) @page29 id: acedfd8679 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？出来れば、トラファルガーローオチでお願いします🥺続き待ってます。頑張って下さいね。 (8月20日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もう、書いていただけないのでしょうかぁ… (5月1日 19時) (レス) @page29 id: d3adcc0fb3 (このIDを非表示/違反報告)
*Noah*(プロフ) - ついに夢主を認識しましたか！キャプテンがこの後どうするのか、夢主ちゃんとどうなるのかすごく気になります！大変だとは思いますが、頑張ってください。応援してます！！ (2023年1月17日 17時) (レス) @page28 id: aaa7af5a28 (このIDを非表示/違反報告)
りりあさん。 - あ“あ”あ“あ”あ“続きまってますううう！！！！！！！ (2022年11月15日 21時) (レス) @page25 id: 60176f6c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャシャ猫 | 作成日時：2021年8月23日 0時
