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そして、山田はダッシュで俺の手を握って、
ym 「もう帰るぞ!!」
真っ赤な顔で、あわてたようにそう言ってきた
「え、でも今日泊まれって…」
ym 「いいから…っ!」
そして、有無を言わせぬ強引さで
俺を引っ張り立たせると、そのまま連行する。
hk 「えー。大ちゃん、帰っちゃうの?一緒に泊まろうよー!」
yt 「それか、俺たちが帰る〜?」
ym 「大ちゃんは用があるから、べ、別にいていいよ」
ないけどな。
俺の記憶では、山田さっき帰ろうとした俺を
無理矢理引き止めたよな。
ym 「じゃ、じゃあ大ちゃん、送ってくる!」
帰りは山田が、また車で送ってくれた。
「なぁ…山田。俺なんかメンバー騙してるみたいで、申し訳ないよ」
ym「……」
流れる風景を見ながら、自然と出てきた
俺の本音。
山田は耳を傾けながら、車を運転している。
なんだか心地よくて、まだもうちょっと、
この道が続けばいいのにって思ってしまった。
ym「…じゃあ」
チラリと、俺を見た山田。
目が合うと、すぐにそらすようにまた前を向く
どうしたんだろう?
まるで俺の様子を伺うように、チラチラと
こちらに視線を向けては、
また前を向いてしまう。
横から見える山田の耳が、
少し赤いのは気のせいだろうか?
一瞬戸惑いながらも振り返った山田の顔は…。
ym 「本当に付き合う?」
こんなにも赤い━━━━
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作者名:ありちゃん | 作成日時:2020年2月11日 13時