攻略法96↓ ページ6
樹side
「私は………やりたい。」
それを抜きで考えるなら、私はやりたい。
「だって、私はSoleilを一番知ってるもん。」
「じゃあ、やればいいじゃん。樹がそう思うなら。」
そう言って凛月くんはまた私の膝に頭を乗っけた。
「樹にその想いが少しでもあるならやればいいじゃん。」
「凛月くん。」
ああ、本当に凛月くんはすごいや。
「うん。そうだね。私やってみる、当たって砕けろだね!」
「いや、砕けちゃいけないでしょ。」
「あ、そっか。」
いつだって、私の味方でいてくれる。
「さて、瀬名さんの悩みも解決したところで、少しお仕事の話をしてもいいかな?」
紅茶を一口のみ、天祥院先輩はそんなことを言った。
「お仕事ですか?」
「うん、昨日あんずちゃんがEveにリベンジライブを申請したところ、返事がかえってきてね。その内容が少し期待していたのと違ってね。」
「リベンジライブ?」
「ああ、そう言えば樹先輩はサマーライブの時期お休みでしたからね。サマーライブの時色々とあったんです。」
そうだった、私はあの時期、家に引きこもってしまっていたから学院で何が起こったのか全く知らないのだった。
「まぁ端的に言って仕舞えばTrickstarがEveに踊らされてしまったんだよ。」
「トリスタが………」
「そう、そのリベンジライブの返事がAdamから来たんだ。」
「ん?なぜ?」
Eveに申請して帰ってきたのがAdam。
確かあのグループって重なったら、Edenになるんだっけ。
あれ?Edenってコズプロ所属じゃなかったっけ?
「どうしたんだい?顔が真っ青だけど。」
「い、いえ。なんでもないですよ。それで、その返事ってどんな内容なんですか?」
「オータムライブへの招待さ。」
オータムライブ……
「詳しいことはまた話すけど、ぜひ瀬名さんにこのオータムライブの運営を手伝って欲しいんだ。」
………あんまりコズプロにはいい思い出がない。
それでもトリスタや、あんずちゃんのために何かできるなら、
「やります、やらせてください。」
全力で、助けになりたい。
それに、それがあの人との約束だもん。
ね、“明星さん”
369人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
灰月葵(プロフ) - るーんさん» 早速コメントありがとうございますペコリ((・ω・)_ _))あんずちゃんを入れるかどうか実は迷っていたんです…ですが、満足して貰えたみたいで嬉しいです!!本編も再開しますので!これからもどうぞよろしくお願いします! (2020年10月3日 22時) (レス) id: 41d5b3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - 灰月葵さん!!テストお疲れ様です!リクエストの書いてくださってありがとうございます!!!とてもとっても面白くて違和感なくて最後萌えました(〃▽〃) あんずちゃんグッジョブです笑笑 (2020年10月3日 21時) (レス) id: 058313c245 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - 灰月葵さん» テスト大変ですよね(><) 更新は気にしなくて大丈夫です!(上からごめんなさい) ただ、また続きが読めるなら嬉しいかぎりです*´`* テスト勉強、無理せずがんばってください!応援してます! (2020年9月25日 22時) (レス) id: 695c41a4b4 (このIDを非表示/違反報告)
灰月葵(プロフ) - るーんさん» リクエストはまだまだ募集中です!今回のリクありがとうございます!自分自身学生で今現在テスト期間なんです!(T . T)そのため更新が遅れると思いますが、がんばります!続きも楽しんで貰えるように頑張ります! (2020年9月25日 21時) (レス) id: 41d5b3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - お忙しい中いつも更新をありがとうございます!…番外編のリクはまだ受付中でしょうか? もし良かったら凛月くんの個別プロデュース中に、Knightsの面々やユニット問わず皆乱入、最後は大団円!見たいなの読んでみたいです(≧▽≦) (2020年9月25日 15時) (レス) id: 058313c245 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:灰月葵 | 作成日時:2020年8月30日 18時