攻略法115↓ ページ35
樹side
私たちはあれから夕方まで動き回った。
そして
「す、すごいね。」
私は旅館についていた。
「確か伏見くんがホテルだと心配だって言って変えたんだよね。」
私は隣にいる伏見くんにそう尋ねる。
「ええ。会長様に頼んで貸切にさせていただきました。」
うん、本当に恐るべしだよね。天祥院先輩。
「樹さん、こちらがお部屋の鍵となっております。一度荷物を置いてきたらいかがでしょうか。」
伏見くんから渡されたのは私の部屋の鍵。私はそれを受け取る。
「伏見くんは？」
「私は少し前に。」
「そっか。それじゃあ、少し行ってくるね。」
「はい。」
私は一旦伏見くんと離れて自分の部屋へと移動する。
私とあんずちゃんは一緒の部屋で大丈夫だと言ったのだが、天祥院先輩の配慮により私たちは個室をもらった。
「本当にすごいな。」
部屋に入り私は感嘆の声を出してしまった。
一人部屋とは思えない広さ。窓から見える優雅な景色。どこもかしこも一流で、私が本当に泊まって良いものなのかと思ってしまうほどに。
「は！いけないいけない。トリスタのみんなのお迎えに行かなくちゃ。」
私は自分の荷物を置いて再びエントランスへとやってきた。
「あれ、トリスタのみんなもうきてたんだ。」
もうエントランスにはトリスタのみんなと青葉先輩がいらしゃっていた。
「お、なせなせ久しぶりー。」
「うん久しぶり、スバルくんっ？！」
スバルくんに手を取られ
「久しぶりの握手ーーーー」
手を上下に振り始た。
「わわわわわわわわわ」
ものすごい上下するから私の体まで動いてしまう。
「こら明星。樹が困っているだろう。」
どうしようか戸惑っていると、横から北斗くんが割って入ってきてくれた。
「お前は少し自重しろ。」
「樹ちゃん、大丈夫？」
北斗くんがスバルくんを叱っている間、ゆう兄が私の心配をしてくれる。
「あ、うんありがとゆう兄。」
私はゆう兄にお礼を言って、あんずちゃんに今日のことを聞こうと思ったが、その前にあることに気がついた。
「(真緒…………くん？)」
いつもならあの3人のやり取りに入ってくるはずの真緒くんの様子がおかしかったのだ。
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灰月葵(プロフ) - るーんさん» 早速コメントありがとうございますﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _))あんずちゃんを入れるかどうか実は迷っていたんです…ですが、満足して貰えたみたいで嬉しいです！！本編も再開しますので！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年10月3日 22時) (
レス) id: 41d5b3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - 灰月葵さん！！テストお疲れ様です！リクエストの書いてくださってありがとうございます！！！とてもとっても面白くて違和感なくて最後萌えました(〃▽〃) あんずちゃんグッジョブです笑笑 (2020年10月3日 21時) (レス) id: 058313c245 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - 灰月葵さん» テスト大変ですよね(><) 更新は気にしなくて大丈夫です！(上からごめんなさい) ただ、また続きが読めるなら嬉しいかぎりです*´｀* テスト勉強、無理せずがんばってください！応援してます！ (2020年9月25日 22時) (レス) id: 695c41a4b4 (このIDを非表示/違反報告)
灰月葵(プロフ) - るーんさん» リクエストはまだまだ募集中です！今回のリクありがとうございます！自分自身学生で今現在テスト期間なんです！(T . T)そのため更新が遅れると思いますが、がんばります！続きも楽しんで貰えるように頑張ります！ (2020年9月25日 21時) (レス) id: 41d5b3c4c0 (このIDを非表示/違反報告)
るーん(プロフ) - お忙しい中いつも更新をありがとうございます！…番外編のリクはまだ受付中でしょうか？ もし良かったら凛月くんの個別プロデュース中に、Knightsの面々やユニット問わず皆乱入、最後は大団円！見たいなの読んでみたいです(≧▽≦) (2020年9月25日 15時) (レス) id: 058313c245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灰月葵 | 作成日時：2020年8月30日 18時
