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「…話ってなにかな?」






奏斗くんが部屋に来たのはおそらく初めてだろう。
なにかさっきも様子が変だった。
もしかしたらなにか問題があるのかもしれない




奏斗「…単刀直入に言ってもいいですか?」




「う、うん…」







奏斗くんはいつも通り真っ直ぐな瞳で私を捉える。
さらさらな黒髪に白く薄い肌。

赤みがあってふっくらとした唇がゆっくりと開く…









奏斗「玲香さん、俺はずっと…貴方を信じていませんでした。」





「…え?」








予想もしていなかった言葉に、すぐに言葉が出ない。


ずっと一緒にいたけれど本当のところは分からなかった。
今やっと…全部がわかったような気がする。








奏斗「急にこんなことを言ってしまってすみません。他の4人は間違いなく貴方を信じています。」





「どうして…奏斗くんは私の事…本当は嫌だったの?」








私は…今までの自分を思い出してみても分からなかった。
奏斗くんがそう感じさせなかった。







奏斗「いいえ違います。本当の俺を知ったら…玲香さんはきっと軽蔑するってわかっていますから」



「な…何言って」




奏斗「玲香さんに嫌われるのが…本心では怖かったから、信じていないつもりでいたかった。」








奏斗くんは立ち上がり私の前にきて、ゆっくりと…彼は右手を私の顔に伸ばした。


白くて長い指が私の首元に触れる。




「…奏斗くん?///」





奏斗「…今の貴方なら、俺を受け入れてくれるんじゃないかってずっと思っていました。」









「うん…何があっても受け入れる」









奏斗くんは私のブラウスのボタンに手を掛けた。



なんでだろう…これ以上ない程に鼓動が早い。
息が上がる。









奏斗「本当の俺を…欲しがってください、玲香さん」

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設定タグ:ヴァンパイア , 非日常 , オリジナル   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ステラ(プロフ) - ヴァンパイア設定本当に最高です…そんでもって名前変換できるのもめちゃくちゃ良くて…(泣)自分の推しの名前でニヤニヤドキドキしながら楽しませていただいてます!!セピさんの小説読むのが最近の楽しみなんです!いつもありがとうございます!! (2021年10月11日 20時) (レス) @page18 id: 17229361f2 (このIDを非表示/違反報告)
のの - 私は奏斗くんが好きです!礼儀正しくて優しいけど、どこか謎めいているところがとても気になります。 (2021年9月24日 16時) (レス) @page5 id: 4701e12c3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 待ってましたー!!更新ありがとうございます!! (2021年9月23日 11時) (レス) @page5 id: d897466eb9 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - 続編待ってましたァァァァァァァァァァセピさんの小説大好きです!!!!!Twitter検索したんですが見つけられませんでした泣 (2021年9月23日 1時) (レス) @page4 id: 17229361f2 (このIDを非表示/違反報告)
saku - 続編待ってました!おめでとうございます!! (2021年9月16日 22時) (レス) id: 076839f4ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セピ | 作成日時:2021年9月15日 23時

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