文豪にセクハラしたいんじゃ

温泉旅行2 ページ14

部屋の鍵をおばちゃんから渡され、ポートマフィアと探偵社は別々に行動する

国木田が部屋の鍵を開けようとすると、此処にいるはずのない奴の声が聞こえてきた

『おお皆さんお揃いで！
いいねーみんなでお泊まり！』


その姿を見た瞬間、みんな目を見開いて唖然とするし 国木田に至っては口をあんぐり開けている
太宰は 幻じゃなかった…と変な事を呟いているし

乱歩はもう既にいることはわかっていたみたいだ

国「皆早く中に入れッ！」

国木田がそう叫ぶと 我先にと部屋に入っていく探偵社員。

一人廊下に残されたA。

『えー、ちょっと！どうしたんですかー開けてくださいよ』

国「扉を叩くな！いいか皆、この扉を死守しろ！」

『ドアを開けて〜』

国「歌うな！」


シーン

急に静かになり、なんだか嫌な予感がした国木田。

外れて欲しい予感は、見事的中してしまったようだ


『もう、みんな そんな仏頂面しないでよー折角の可愛い顔が台無しだぞ！』

国「…」

国「貴様…いつの間に…どうやって部屋に入った…」

『うふふ』


・・・。




国「賢治」

宮「はーい」

国「つまみ出せ」

宮「了解です！」

『ちょっ』


首根っこ掴まれて思い切り外に投げられた

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