No.16 ページ20
ﾘｳﾞｧｲside
レ「まずエルヴィンは団長だしエレンは巨人になれるでしょう？そしてﾘｳﾞｧｲは……」
レイはスッと目を細めて俺を見る。
レ「君が呼んだんだろう？
私たちはそのために来たんだから……」
ﾘｳﾞｧ「は？俺が呼んだ？いったい……あっ」
ﾘｳﾞｧｲはあの夢を思い出した。
助けてくれ、そう懇願したあの夢を……
ﾘｳﾞｧｲが息を飲んだのを誰もが見逃さなかった。
マ「当たりだね。」
マーモンが呟いた。
レ「君はそれだけ追い込まれていたんだろう？たくさんの仲間の死によって。」
ﾘｳﾞｧ「！？……お前は夢の中で俺に問いかけたあの女なのか？
だがあいつは……」
大人だったぞ？俺がレイを見ると
レ「そうだよ。隣にいたのはユニだ。でも、ここに来たのはユニがそう言ったからだ。
誰かが助けを求めてるってね？」
レイは笑っていった。
レ「アルコバレーノについてそれと私のことについては皆が説明してくれるはずだよ。
ユニ、この場は頼んだよ。」
レイはそうユニに頼んだ。
ユ「はい。レイさんもよろしくお願いします。」
ユニが頭を下げるとレイはそのまま黙って出ていった。
リ「ユニ、レイに何を頼んだんだ？」
アルコバレーノも知らない内容らしい。
ユ「皆さんにとって必要なことです。
そして、レイさんにしかできないこと……」
ユニはこちらに向き直った。
ﾘｳﾞｧ「お前は夢の中で俺に気づいていなかっただろう？それに、なぜ見ず知らずの俺の声を聞こうと思ったんだ？」
ユ「誰かが助けを求めていて、自分に何かできることがあるなら私はその何かをしたいですから。」
そういうユニの目はすべてを飲み込むようなすんだ色をして確かに覚悟が見えた。
仲間の命を預かる覚悟、そしてもっと大きなものを抱える覚悟……
強い
その一言しか当てはまらなかった。
ｴﾚ「強いですね……」
エレンが俺たちの代弁をするように言った。
その言葉にユニは静かに微笑んだ。
ユ「いいえ、私は弱いです。ここに皆がいるから、皆を信じているから強くなれるんです。私一人では弱いままですから。」
ユニが否定すると
リ「こういうやつだから付いていこうと思うんだ。こいつの婆さんの代からずっと……」
ﾘﾎﾞｰﾝのその言葉 はとても暖かく真実であることが感じられた。
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和堂 桜 - あ あ あ あ あ あ あ あ あ！！！！！・・・・お お 俺（一応女)なんかの名前を神作に載せていただけるなんて！あ あ あ ありがとうございます！！・・・・・・・・・・・更新ガンバッテ！ (2015年4月15日 5時) (
レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
闇薔薇(プロフ) - 面白いです頑張ってください (2015年4月14日 22時) (レス) id: b45b6ce6ea (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - 高評価しときましたZe☆ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - はじめまして！とーーっても面白かったです！これからも読み続けていきますが、( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ。更新頑張ってください！ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪 燐 | 作成日時：2015年4月12日 21時
