忘れてしまっても (ページ2)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:3,673 hit

未来への道標ページ2

そらちぃの病気は瞬く間に仲のいいクリエーターたちに広まった。

真っ先に連絡をしてきたのはあやなんだった。

あやなん｢みっくん、そっちゃん(そらちぃ)大丈夫なの？｣

ツリメ｢誰から聞いたの？｣

あやなん｢トミーが色んな人に話したらしい。まぁ隠す話しじゃないからって。｣

ツリメ｢エイジはそのこと…………｣

あやなん｢私からはまだ話してないよ。だって絶対怒んじゃん。｣

ツリメ｢いやっ、今のあいつは怒らないと思う。だってあいつが話したんだもん。｣

あやなん｢えっ？そうなの？てっきりみっくんが勝手に話したんかと思った。何で？エイちゃんなら迷惑かけないように隠さない？｣

ツリメ｢色々あったんだよ。｣

あやなん｢詳しく聞きたいからウチ来てよ。今日振替でポンス学校お休みだけど。｣

ツリメ｢わかった。午後行く。行く時また連絡するから。｣

こうしてツリメはあやなんに説明する為柴田家に行くことになった。

柴田家に行くとポンスが玄関を開けてくれた。

ツリメ｢よっポンス。｣

ポンス｢マホトも居るよ。｣

ツリメ｢マホト？｣

ツリメがリビングへ行くとあやなんがマホトと一緒にお茶をしていた。

あやなん｢遅い。何してたの？｣

ツリメ｢ケーキ買ってた。ポンスの好きなフルーツタルト買った。｣

ポンス｢気が利くなぁ。｣

あやなん｢こらっ。先に言うことあるでしょ。｣

ポンス｢ありがとう。｣

マホト｢つーかさぁ、なんでオレには報告してくんなかったわけ？｣

ツリメ｢それはエイジが…………｣

マホト｢おっ、人のせいにすんだな。｣

ツリメ｢マホトくんは誰から聞いたの？｣

マホト｢決まってんじゃんこいつ(あやなん)だよ。｣

あやなん｢ほらぁーうーくん最近ずっと名古屋なわけよ。ポンスもマホっちゃんに懐いてるし夕食をね一緒に食べた時にポロッと。｣

マホト｢すぐに相馬やへきほーにも話した。ジンにも話した。｣

ツリメ｢じんたんはテオくんから聞いて知ってるはずだけど。｣

マホト｢ちげーよカワグチジンだよ。オレあいつのことをじんたんって言うし。｣

ツリメとマホトが関係ない話を辞めないためあやなんが止め本題へ入った。