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「じゃあ今日はもう遅いし
明日うちに荷物持ってきてくれればいいから」
「分かりました」
玄関まで三人が見送りに来てくれた。
「それと明日は智くんにも会ってもらうと思うよ」
智くん…。この家の頭首の人のことだよな。
「あっ！それとそれと！
潤くんなら大丈夫だと思うけど俺らの秘密は守ってね！」
わたわたと言う相葉さんに苦笑しつつも
俺は任せてくださいと返事をした。
「潤くん、また明日ね」
「おう。おじゃましました」
和たちの家から俺の家までは割と近くて
マンションにはすぐ着いた。
「ただいまー」
誰もいない空間にそう言って電気をつける。
そしてそのままベットにダイブした。
「つっかれたー」
今日は色々ありすぎたな…。
でも和と一緒に住めるし、
生活費のことは気にしなくて良いみたいだから
姉ちゃんに迷惑かけることもないし。
あー、やっぱ今日良いことあったかも。
早起きは三文の徳ってやつ？
後で姉ちゃんに連絡しなきゃな…
そう思いながら俺は意識を失っていった。
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作者名：智帆
| 作成日時：2013年6月22日 9時
