ご主人様の言う通り (ページ2)

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？「あの…待ち合わせかなにか？」

「あっいえ…」

？「じゃあなんでずーっとつったってんの？さっきからため息しかしてないし」

「あの…いつから見てたんですか？」

？「30分前。ってかなんでずっとここいるのよ」

「30分…いや、実は…」

見知らぬ人に話すような内容じゃないけど、今の私は誰かに言わないとパンクしそうだったから…今までのことを簡単に説明した。

？「お前運悪(笑)」

「笑い事じゃないですよ、ほんとに」

？「ってか家売るんだよね」

「はい」

？「実家帰る気なんだよね」

「はい」

？「そんなら…はーいいい事思いついちゃった～」

「なんです？」

？「あんた家のペットなる？」

「はい……はい？」

？「だから、あんたの家と餌を用意してやるから、ペットになれば？って」

この人普通じゃない…
だけどなんだかこの話ありなんじゃないかなって思ってる自分がいる。
悪くないかもな…

「…なります」

？「嘘？まじで？！」

「はい」

？「んじゃ早く家帰るぞ、ペット？」

「…はい」

ご主人様の家は駅から歩いて5分のところだった。雨もすっかり止んで、なんだか心が軽くなってた。

？「ここ」

「…わぁ」

想像以上におっきいお家。
一人で住んでるとは思えない。

？「あっ、ちなみにあと4人同居人いるから」

「あ、はぁ」

やっぱ1人じゃなかった。
4人もいるのか…
私と同じくらいの女の子いたらいいな♪

？「ただいま～」

「お邪魔します…うそ…」

今日３回目の『うそ…』が出た。
だってそこに居たのは…

？2「ニノおかえり～…ってかそれ誰？」

？「あぁ、ペット。別に飼ってもいいだろ？」

？3「うそペット？…えっ、にのちゃんこれ人だよ？」

そう。私、人だ。

？「家事とか料理とか出来るらしいし、飼ってもいい？」

？2「俺は別にいいけど、あの…ペットさん？ちなみにお仕事は…」

「えっと…」

？「ないよ」

？2「…ないんですか？」

？「翔ちゃんうるせぇ…だからよ…」

ニノ？さんが私にあったことを皆さんに説明してくれた。

？4「わぁ…そりゃ災難」

？5「にの、いいんじゃない？住ませてあげれば」

？2「リーダーが言うなら…な？」

？3「俺も」

？2「んじゃ決まり。あっそうだ自己紹介してなかったな。俺、櫻井翔」

？「俺、二宮和也」

？3「相葉雅紀！」

？4「松本潤です。」

？5「おいら大野智」

二宮「じゃお前は今日から家のペットだ。」

星野A。今日ペットになりました。