014. ページ14
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緑「大毅！」
赤「おう、トモ！」
緑「ほら、頼まれてたん買ってきたで」
毎週頼まれてる週刊漫画を大毅に渡す
赤「お！ありがとう！もう読んだん？」
緑「おん。もちろん」
大毅は漫画をペラペラ捲り始める
緑「…、大毅？」
赤「…っ、だ、だいじょぶ…、いつも、通りやから…、」
大毅の腕が痙攣し始める
緑「ナースコール、押す？」
赤「…、っすぐ…止まるから…」
へへって無理して笑うその顔を見てるのが辛い
しばらくして痙攣が止まって大毅はベットの上でぐったり
緑「大丈夫？」
赤「…おん。こんなん余裕や」
少ししてからだいぶ落ち着いてきた大毅は漫画を読みながらゲラゲラ笑ってて安心した
赤「腹減ったなぁ〜」
ちょうどおやつ時の時間
赤「なぁ、トモ冷蔵庫開けてみ」
緑「ん？」
冷蔵庫を開けると2つのプリン
赤「オトンがくれたんや」
そう、イタズラな笑顔を浮かべる
緑「食べていいん？」
赤「食事制限はあんま無いからな。食べれる時に食べてた方がええやろ」
緑「まぁー、そうやな！」
ここで食べるのは迷惑やからって談話室に行くことに
赤「1人は松葉杖、1人は点滴ってめっちゃ病院みたいやなここ」
緑「いやここ病院やねん」
なんてふざけたこと言い合って大毅が立ち上がったその時だった
突然彼の体が震え始め
体は床に打ち付けられる
緑「…、！大毅？！大毅！？？！」
ナースコールを押して
すぐに看護師さんが来てくれた
久しぶりに見た大毅の発作
何もできひんかった
�陲舛磴鵑伐晋里�オトンが居て
�陲舛磴鵑楼綣圓隆蕕鬚靴討�
ベットの上で機械をつけて眠る大毅を見ると
いつも胸が痛くなる
なんで俺やなかったんだろうって
神様はなんで俺じゃなくて大毅を選んだんだろうって
いっつも考えてしまう
オトンはどんな気持ちなのか分からへん
�陲舛磴鵑箸茲Δ錣�らん話をして
無理に笑顔を作って
俺に気を使って
そんなの何も嬉しくない
俺はそんな気を使う父親より
叱ってくれて
寄り添ってくれて
弱みを見せてくれるような
そんな父親が欲しかった
俺のオトンは
無理してても笑顔で
俺の事なんか叱ったことなくて
優しいと言うよりか甘くて
仕事も大毅のことも家事も
何でも1人でしちゃう人
そんなの
そんなの
きっと家族じゃない
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桐山めぐ(プロフ) - 完結おめでとうございます！それから、素敵な作品に出逢わせてくれてホントにありがとうございます♪何度も泣きました。これからの作品も楽しみにしていますね♪ (2020年7月30日 9時) (
レス) id: 0f3a9041d9 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 七星さん» コメントありがとうございます！物語も終盤です。最後までよろしくお願いします！！ (2020年6月25日 4時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 続きが気になります！応援してます！ (2020年6月19日 18時) (レス) id: 669d995560 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 青ジャス民さん» コメントありがとうございます！物語も佳境を迎えてます。引き続き応援よろしくお願いします(^^♪ (2020年6月3日 18時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
青ジャス民 - 続きがとても気になります！更新頑張ってください (2020年5月30日 10時) (レス) id: 9a6d1c8bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raf.
| 作成日時：2020年3月31日 21時
