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「望…先輩…」


着替え終わってサッカー部の所に来たのはいいんやけど


大声で流星くんの名前を呼ぶなんて出来へんくて


たまたま近くに来てくれた望先輩に思わず頼む





「あ、この前の子。何?慰謝料請求に来たん?」


「いや…そうや…なくて……」


「ふふ、流星やろ?今呼んでくるわ」



そう笑って気が利く望先輩は直ぐに流星くんを呼んでくれた






「どしたん?」って潤い綺麗な目で真っ直ぐ私の方を見つめてる流星くん


「足…大丈夫ですか?」


緊張してようやく絞り出した言葉がこれ


「うん。ちょっと捻っただけやし大丈夫やで」





少しの沈黙の後にやっとカバンから取り出す


「あの、これ」


まずはいちごみるくから


部活前に買ったやつやからキンキンでは無いんやけど




「流星くん…好きなんかなと思って……

あと、この前貰ったやつ部活後に飲むとめっちゃ美味しかったんで…」


「やろ?やろ?!みんなに否定されるんやけど美味しいよな!?」


「はい!」


「ありがと!めっちゃ嬉しい」



白い息を吐いてへへっと笑う流星くん




「それと…これも…」


渡したのは不器用ながらも必死に作ったお守り




「え、俺のために?」


「はい…」


「え!めっちゃ嬉しい。ほんまにありがとう頑張るわ!」


「ありがとう…ございます…」


「初めてもらったわ…ホンマにありがとうな」



そうキラキラの笑顔で笑う流星くんがカッコよくて


輝いていてたまらんかった








そして遂に3年生の引退がかかった大会が始まった


流星くんも望先輩も1回戦からフル出場




部活終わりに必死に駆けつけ途中からになっても応援し続けた









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raf.(プロフ) - あいのすけさん» コメントありがとうございます。最新話更新致しました。これからもよろしくお願いします。 (2020年1月20日 22時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
あいのすけ(プロフ) - すごくほっこりしました、素敵な作品ですね!応援してます、更新頑張ってください! (2019年12月5日 1時) (レス) id: f10e75a825 (このIDを非表示/違反報告)
raf.(プロフ) - 涼子さん» コメントありがとうございます!現在絶賛執筆中ですので少々お待ちください!これからもよろしくお願いします。 (2019年10月16日 8時) (レス) id: 75a74ec2d8 (このIDを非表示/違反報告)
涼子 - 流星君、すっごく良かったです!照史君の作品も楽しみにしています!頑張って下さい。応援しています! (2019年10月15日 10時) (レス) id: 1a62da02fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:raf. | 作成日時:2019年10月14日 22時

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