eternally102 ページ9
A 「なんか、大切すぎて怖くなった時もあってね。」
翔「嵐が？」
A 「うん、失うことが怖くなって。
でも、コンサートで横見ればみんなが笑ってて、
このメンバーがいたら、大丈夫って不安が無くなった。」
翔「俺も、嵐でなくなる自分って想像するの怖くなる時あるわ。」
A 「翔くんって1人でもお仕事しっかり出来て、翔くんの道が出来てるけど、
嵐じゃない翔くんって、何か、寂しいかも。」
翔「はは、
嵐でなくなる自分は自分じゃないなあ。」
A 「嵐やめないでね」
翔「Aこそな。」
A 「嵐守ってね」
翔「任せろ」
A 「翔くんが、
20周年以降もずっと6人でいることを、
みんなに話してくれて、本当に感謝しきれないの。
ありがとうね。」
翔「いやいや、
みんなだってAがあっての嵐だと思ってるから」
目の奥があつくなってきて、涙目になる
翔「智くんとAがさ、泣いてる姿見てると、
こっちまで泣けてくるんだよなあ。」
翔くんまで涙目になって、
口を尖らせて、親指で目を拭う。
A 「ほんと、私たち、
泣いてばっかりだよね、笑」
翔「あんたらが、すーぐ泣くからだろ、笑」
お酒を片手に涙ぐみながら、笑う翔くん。
ご飯も到着して、お酒も進んで、
思い出話をして、ありがたいよね、って話して
嵐どんだけ好きなんだってくらい
嵐ばかりの話をして、その話が楽しくて、
止まらなくなる。
翔「あー、腹いっぱい」
A 「ねえ、何で今日誘ってくれたの？
何か、話でもあるのかと思った」
翔「あー、いや、俺ら2人でメシとか、
日本では無理だろ。
2人の時間つくっておきたいなって思って。」
A 「ふふ、ありがとう」
両思いの私たち。
でも何か特別な関係性を作ることはできなくて、
未来なんて、到底約束も出来ない。
それでも、翔くんは私との、
曖昧な関係性を大事にしてくれているのが伝わる。
私を、嵐を、率先して守ってくれる強くて優しい人。
A 「ねえねえ、私のこといつから好きだった？」
翔「ははっ、ぶっこむなあ。
A酔ってるだろ、笑」
A 「いーじゃん、教えてよ。
こんな時じゃないと聞けないもん。」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
