eternally137 ページ45
ニノ「結果的に恋愛関係にならなかったんですよ。
昔のことなのに、翔ちゃんを振らせる場を作らないでやってください、笑」
少し笑いに変えながら、フォローしてくれるニノちゃん。
潤「次に行きましょう」
話さなきゃと、思っていたけど、潤くんが私のマイクを持つ手をおろさせる。
完全に私の力不足。
そのあとみんなの、フォローと私達らしい空気感で、なんとか和やかな会見を終えることができた。
会場を出て、すぐにでも翔くんに話に行きたかったけれど、ドキュメンタリーの密着のカメラがついていて、話しかけることができない。
すぐに個人個人の車に乗り込み、みんなと離れて会場を後にする。
マネ「お疲れ様です」
A 「みんなに守ってもらっただけだった。」
マネ「大丈夫です。うまくいきましたよ。」
A 「、、そうかな、」
家に向かう中、スマホを見ると、
嵐休止
大野智芸能活動休止
A芸能界引退
櫻井翔片想い愛
メンバー間恋愛
の文字で溢れかえっている。
完全に翔くんを犠牲にしてしまった。
ファンの子の意見を見るのはすごく怖くて、ネットを閉じて、翔くんにLINEを送る。
____________
翔くん。
お家に着いたら電話できるかな。
______________
すぐに返事が返ってきて、夜電話をする約束をする。
家に帰って、翔くんからの電話を待つ。
事務所からは、これ以上は絶対に沈黙を貫くようにと連絡が来た。
ppp...
翔「遅くなって悪い。事務所の人と電話してたら遅くなった。」
A 「ううん。私も連絡来た」
翔「怒られたよ、笑
余計なこと言うなって」
A 「ほんと、ごめん」
翔「謝るの無しな。」
優しい声の翔くん。
A 「完全に動揺しちゃって、何も言えなかった」
翔「守るって言っただろ。
これで良かったんだよ。」
翔くんだけに背負わせて、私もみんなを守りたいのに足を引っ張るだけの自分が情けない。
A 「翔くん、私ね、」
翔くんがこれだけの覚悟で私への気持ちをはなしてくれたんだから、私も翔くんが好きだと伝えないのは、ずるいと思って話そうとする、、
でも、話して、どうなるの。
これ以上彼を傷つけたくない、
A 「ううん、やっぱりなんでもない、」
翔「A」
優しい優しい彼の声。
A 「ん、？」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
