eternally97 ページ4
みんなシャワーを浴びてから、
貸切にしているレストランに集まる。
私も自分の部屋でシャワーを浴びて、
そのままメイクも落として、お風呂を上がる。
ホテルのバスローブに着替えて、髪を乾かす。
そこにチャイムが鳴る
まだ髪も半乾きで、誰だろうと、覗くと、翔くんがドアの前に立っている。
ガチャ
翔「おう、遅いから迎えにきた」
A 「あ、ごめん、」
翔「まだ乾かしてる途中か、わりい
外で待ってる。」
私のバスローブを見て、謝る翔くん。
A 「ううん、先に行ってても良いよ。」
翔「いや、一緒にいこう。」
A 「じゃあ、中で待ってて」
中に入って、部屋のソファに座る翔くん。
私は、洗面所に戻って、髪を乾かす。
翔くんが待っててくれているのが嬉しくて、自然と顔が笑顔になる。
A 「ごめん。お待たせ。」
翔「早く着替えろって、」
A 「ごめんごめん」
私は着替えを持って、お風呂場に行く。
私は半袖のTシャツにショート丈のパンツのラフな格好に着替えて、
乾かした髪を、一本にまとめる。
A 「よし、行こっか」
私の格好を見て眉がさがる
翔「なんか、露出高くねえか、その格好」
A 「そう？暑いんだもん」
翔「もうちょっと、丈長いの、ねえの？」
A 「ハワイだよ？大丈夫だって、ほら行こ」
翔くんが私の腕を掴んで
翔「だめ、着替える」
そういう心配性なところに、どきっとする。
A 「お母さんみたい、笑」
長めのズボンを選んで、もう一回着替える
A 「これでどう？お母さん」
翔「うん、よろしい。」
A 「ふふ、笑」
2人で靴を履いて、部屋の外に出る時に、ドアに手をかける翔くんの背中を見て、
あの日、私の家で、最後に2人でキスをして抱き合ってお別れした日と重なって顔があつくなる。
翔「ん？どうした。」
A 「ううん、何でもない行こう」
2人で外を出て、エレベーターに乗る
A 「あのさ、」
翔「ん？」
A 「翔くん、ありがとうね。」
翔「何が？」
A 「翔くんのおかげで、未来が明るくなった。
ハワイも、すごく楽しいんだ。」
翔「いや、俺だって、Aがいるから、楽しくいられるんだって。」
A 「ありがとう。」
翔「いっぱい楽しもう。」
A 「うん、楽しむ！」
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樹(プロフ) - 常夏さん» 嬉しすぎます。幸せすぎるコメント、本当にありがとうございます。 (2022年1月15日 22時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
常夏(プロフ) - 泣きながら読んでます…。大好きですこの作品！！！ (2022年1月1日 23時) (レス) @page46 id: 3853130063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月12日 16時
