eternally90 ページ46
翔「何?」
A 「いつまでも」
翔「ああ、なんだっけ、なんか別れの歌だよな
最近、全然歌ってないから覚えてないな。」
A 「翔くん、ラップあったよ。」
翔「それは、覚えてるな。
メロディが思い出せない。」
私がメロディを鼻歌で歌う。
翔「あー、それか。
なんで、いつまでも?」
A 「2度と会えぬ、
この日を、
どんなときも、
忘れないように、
こうやって、
時を、止めたい。
すごい、今の私の気持ちだなって」
翔「、、、そうだな。」
A 「ごめん、しんみりさせたね、笑」
翔「俺らは恋人には、なれないけどさ、
誰よりも近くにいられるし、
嵐っていう、特別な関係性でいられるだろ。」
A 「うん」
翔「これからは、昨日聞いたような、
悩むことあった時は、俺に1番に言って。」
A 「うん、ありがとう」
翔「恋人ではないかもしれないけど
恋人らしいこともできないけど、
俺がAが辛い時も、笑ってる時も側にいるから」
A 「うん、
私も側にいる。」
翔くんが、柔らかい唇で、私に短めのキスをしてくれる。
A 「ふふ、」
翔「照れる」
A 「私も、翔くん、朝ごはんたべる?」
翔「あるの?」
A 「簡単で良いなら」
翔「Aの手料理初めてだわ。」
A 「手料理ってほどのものはできないよ。」
翔「食べる」
A 「分かった、出来るまで寝てて良いよ。」
翔「いや、俺も起きる。」
翔くんと一緒にベッドから起き上がる。
翔くんが入るような部屋着が私の家になくて、
ズボンは、私のだぼっとしたジャージで、
上は嵐のツアーTシャツを着ている。
A 「何か、その格好見てると
楽屋にいるみたい、笑」
翔「はは、それな。
俺も、仕事してる気分になる、笑」
A 「ここ座ってて良いよ。」
翔「ありがと。」
そのあと、朝ごはんを軽く食べて、
時計を見て、あと数時間、と心の中で数える。
ソファに座って、紅茶を飲んでまったりする私たち。
どことなく、距離が近くて、嬉しくなる。
翔「そう言えばさ、
璃子のことなんだけど。」
A 「鈴谷さん?」
翔「うん、実はあの後さ、
俺のことが好きだって言われて。」
A 「、そう。」
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:樹 | 作成日時:2021年9月5日 17時