eternally87 ページ43
A 「でもね、私ずるくて、、
色んな辛い気持ちを、
優しくしてくれた、村上くんに逃げた。
嘘を本当にしちゃって、村上くんと付き合って、
村上くんを好きになれたって思ってた。」
翔「ん、、」
A 「でも、
村上くんに同棲しよう、って言われて、
その後、プロポーズもされてね。
その時に、都合良いけど、
やっぱり翔くんのことが忘れられてなくて、
その気持ちが事務所にバレて、
写真集の表紙とかも勝手に
露出高いのに変えられたりして、
メンバー間で恋愛したら、即、嵐脱退って
言われて、村上くんとの結婚の流れもつくられてね。」
翔「、、、うん、」
A 「このままじゃ、
村上くんも、みんなも、不幸にするって思って、
事務所にお願いしに行って、
絶対にメンバーを好きにならないし、
個人の仕事も、もうなんでも言うこと聞くから
ってことにしたの。
村上くんと別れて、
翔くんへの気持ちも捨てたの。」
翔「、、そうか、」
A 「でも、
鈴谷さんが翔くんと仲良いの見て、
嫉妬してる自分がいて。
昨日の鈴谷さんに、
優しくしてた翔くんを見て悲しくなって、。」
翔「、ごめん、」
A 「ちがうの、、結局、翔くんへの気持ち
捨てれてなかった。
全部、全部、話して、終わりにしたいと思って。
今日呼んだの。」
翔「A、、」
A 「、、翔くん、ずっと好き。
叶わない気持ちだけど、
いつ自分の気持ちを捨てれるかわからないけど、
ずっと言えなかった気持ち、伝えたかった。」
翔くんの目を、じ、っとみて、
ようやく伝えられた。
翔「はあ、、」
とため息をついて、私の隣に座り直して、私の手を握る。
A 「、翔くん、」
翔「ごめん、、全然知らなかった。
一人で抱えさせて、悪かった。」
A 「ちがう、私が勝手に空回りしたの。
ただ、今日は私の気持ち伝えたかっただけ。」
翔「俺の、話し、いい？」
A 「、、うん。」
終わる。分かっているのに、
翔くんの言葉を聞くのが、怖い気持ちで溢れて手が震える。
その震える手を、翔くんは、ぎゅ、と強く握りなおしてくれる。
翔「結論から言う。」
A 「うん」
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
