eternally82 ページ37
確実に鈴谷さんは、私をよく思っていなくて、
それは、多分翔くんが好きだからで、
私を翔くんから遠ざけようとしている気がする。
もう、翔くんに気持ちを伝えるつもりもないのに。
これが、マネージャーだと仕事が本当にやりにくくなる。
と深いため息が出る。
私の家に着く。
鈴谷「、、お疲れ様でした。」
A 「はい、ありがとうござました。」
目も見ずに車から降りる。
___________
次の日は、嵐みんなでのPV撮影
PV撮影は待ち時間が長いから、談笑したり、ご飯食べたり、みんなで集まっていることが多い。
でも、なんとなく鈴谷さんが気になって、みんなと距離を置いてしまう。
翔くんと、鈴谷さんが会話をしていると
どうしても気になって目線で追いかける。
翔くんがすごい、笑っていて、「馬鹿じゃねえの。笑」と、鈴谷さんの頭をかるく叩く。
鈴谷さんは相変わらず、翔くんにボディタッチが激しくて、すごく距離が近い。
何の会話だろう。本当に仲良しなんだな。わたしには見せない顔。と
ふつふつと、黒い感情が湧き上がる。
智「Aどうした。体調わるい？」
A 「あ、ううん。ちょっと疲れてて。」
智「昨日握手会だったんだもんね。お疲れ。」
A 「よく覚えてるね。笑」
智「いや、テレビでやってた。
Aに会えて感動して泣いてる子とかが、うつってた。」
A 「そっか、笑」
智くんと、まったり話していると
「何回も言わせんなよ。」
と、低い声が響く。
智くんも、私もびっくりして、声が響いたほうを見ると、
潤くんが座ったまま、翔くんと、鈴谷さんのほうに向かって言っていた。
潤「鈴谷はさあ、仕事にきてんの？遊びに来てんの？」
翔「いや、俺が悪かった。松潤ごめん。」
潤「ちげえよ。鈴谷がマネージャーになってから、すげえやりずらい。」
鈴谷「え、、っ」
鈴谷さんが、翔くんのことを呼び捨てにしたり、言動が親しすぎたりと、そんな鈴谷さんが、真面目な潤くんには受け入れられなかったみたいで、
怒っているみたいだった。
潤「同級生をマネージャーって、やっぱないわ。」
翔「ごめん。気をつける。俺の配慮が足りてなかった。」
鈴谷「、、、。」
翔くんは鈴谷さんを庇っていて、鈴谷さんは翔くんの影に隠れて何も言わない。
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
