eternally74 ページ29
A 「これは、お守りと、戒め。」
ニノ「なんじゃそりゃ。」
それから、嵐の収録や、打ち合わせ、レッスンのたびに鈴谷さんが当たり前だけど、来ていて
毎回、翔くんと仲良い姿を見せつけられる。
翔くんの気持ちを忘れるのにはちょうど良いはずなのに、いつも目で追ってしまって、悲しくなる。
カバンに着けた豚ちゃんを、ぎゅっと握る
鈴谷「その豚可愛いですね、」
A 「え、あ、ありがとうございます。」
突然話しかけられて驚く。
ニノ「翔さんがAにくれたんですよ。」
A 「ちょ、ニノちゃん、」
鈴谷さんの顔が曇る。
鈴谷「ふーん、こんな可愛いの翔が選ぶんだ。
Aさんのこと、妹みたいに思ってるんですかね。」
優しく微笑んでいるけど、どこか棘があって怖い。
ニノ「妹とは思ってないですよ。
俺らはAのこと。
誰よりも大事ですから。」
鈴谷「素敵な絆ですね。さすが嵐。」
にこっと笑って、仕事に戻る鈴谷さん。
ニノ「おー、こわい女だ。」
A 「もう、余計な事言わないでよ！」
ニノ「釘刺しておかないと。」
A 「なんでよ、笑」
ニノ「翔さんが変な女に引っかからないように」
A 「変な女じゃないでしょ、笑」
どうだか。と首を傾げてゲームをするニノちゃん。
でも、最近どこか翔くんも、嬉しそうで顔が穏やか。
ニノ「そういえば、なんであなたは、発売された写真集俺らにくれないわけ。」
みんな、個人で何かを発売したら、
メンバーには渡してくれていた。
A 「なんか恥ずかしくって、笑」
ニノ「どうせ買えば見られるんだから、くださいよ。あなたの水着なんか見ても、何も思わないわ。今更。」
A 「失礼な！笑」
ニノ「ほれ。」
A 「持ってないから今度持ってくる。」
ニノ「5冊な。」
A 「はいはい！笑」
みんなには、なんかお兄ちゃんに見られるような恥ずかしさがあって、
翔くんには、表紙が驚いたと言われたから、
中まで見られるのは、正直嫌だった。
数日後に、また嵐みんなの収録の日に写真集を持ってくる。
メイクと着替えを終えて、楽屋に入ると
相葉くん、ニノ、松潤と、鈴谷さんがいた。
A 「おはよ、」
相葉「おはよ！」
A 「翔くんと、智くんは？」
潤「翔さんは取材、リーダーはトイレ」
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
