eternally60 ページ15
村上「びっくりした、」
A 「連絡ずっとなかったから、、突然ごめん、」
村上「いや、連絡せんくて、ごめん。」
A 「今少しだけ話せる？」
信五くんは、少し険しい顔をして鍵を開ける。
入っていいと、目線で言われる。
A 「ありがとう、」
部屋に入り、いつものソファに座る
ここにくるのは、これが、最後と思い、深く息を吸う
A 「体調大丈夫、？疲れてそうだけど」
村上「あー、大丈夫やで」
A 「はなし、いい、？」
村上「、、、俺も、話したいことあんねんけど。」
低い口調で言われて、どき、とする。
A 「な、に、？」
村上「Aさ、、翔くんのこと好きなんやってな。」
A 「え、、」
まさか、信五くんから、翔くんの名前が出てくるとは思わなくて、言葉を失う。
A 「なに、それ」
村上「事務所から聞いた」
どこまで、事務所のあの人は私の周りを壊すんだろう。
A 「ごめん。ちがうの、」
村上「なに、が。」
出来るだけ、信五くんを傷つけずに終わりたかったのに、この事実が、今まで付き合ってきた幸せな時間さえも、全てなかったことになってしまう。
A 「ほんと、ごめんなさい、。」
はは、と、力なく笑って
村上「認めるんやな」
と、上を向いて一言つぶやく。
村上「たしかに、好きになるのはゆっくりでええとは言ったで。でも、他に好きなやつがおるとは、思わんかった。」
A 「ちがうっ、ちゃんと信五くんのこと、好きだった、、」
村上「、、だった、？」
A 「お願い、わたしの、話ちゃんと、聞いて、？」
村上「うん、」
泣きそうな顔の信五くんを見て、
本当に申し訳なくなる。
A 「あのね、たしかに翔くんのこと、昔から好きだった、憧れ、みたいな気持ちで。
でも、嵐から脱退しなきゃいけないってなって、事務所とも、メンバーとも色々あって、
そんな時に、信五くんが、私を救ってくれて、
信五くんをちゃんと、好きになってた。
付き合ってた期間、本当に幸せだったの。
でも、やっぱり、翔くんへの気持ちは憧れじゃなくて、恋愛感情なんだと思うの。」
村上くんの顔が本当に辛そうな顔になる。
A 「本当にごめんなさい、
こんな振り回す、みたいな、。」
村上「別れて、翔くんのとこ行くんか。」
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樹(プロフ) - やっちさん» はじめてのコメントとても嬉しいです。ありがとうございます。彼らの雰囲気らしい終わり方ができたらな、と思っていますので、引き続き読んでいただけると、嬉しいです。 (2021年9月7日 11時) (
レス) id: afee8f76cb (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらってます。ハッピーエンドになりますように (2021年9月7日 8時) (レス) id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年9月5日 17時
