eternally45 ページ49
マネージャーに慰められながら、車に乗り込む
ニノちゃんと言い合いになって
涙が出たけど、
ニノちゃんがひどい、とか
そういうわけじゃなくて。
自分の存在が、今の嵐には邪魔になっている
そう感じてしまった。
みんなが望む私じゃなくなった。
感情がぐちゃぐちゃになって、
弱い私は、誰かに頼ってしまう。
____村上くんに電話をしてしまう。
村上「どうしたん、A 」
A 「、しん、ご、くんっ、」
村上「泣いてるん？大丈夫か？
今どこや。」
A 「もうすぐ、、いえ、」
村上「いくわ。」
電話がすぐ切れる。
家について、すぐインターホンが鳴る
A 「ごめん、信五くん、」
村上「大丈夫か。」
玄関に入ってきた村上くんは、入ってくるなり私をら抱きしめる。
しばらくして、部屋に入ってもらって
ソファに2人で座る。
村上「どうしたん。みんなと何かあったんか？」
A 「んー、、みんなは今の私好きじゃないみたい。
私らしくないって。
嵐でいる意味ないって、そう言われたの。」
村上「ほんまか、それ。あいつらが？」
A 「うん、でも
自分でも変に納得しちゃって。
私は、何も変わってないつもりだったけど
やっぱり私は、嵐でいるべきじゃなかったかなって。
もうなんか、みんなに嘘ついたり、
信五くん巻き込んだり、
もう限界かもって、思った。
嵐だけは壊したくないの私。
私がいない嵐でも、あの5人の嵐だけは壊したくないの。」
村上「、、、。お前は変わってないで。
何も変わってへん。」
A 「、、みんなに嘘なんてついたことなかった。
個人の仕事なんて、こんなにしたことなかった。
気がついたら、自分じゃなくなってたの。」
村上「お前はお前やって。
環境は変わったかもしれへんけど、
嵐を壊したくない。そう思ってるやんか。
心の中で、思ってることは何も変わってないやろ。」
A 「そうだけど、、こわいの。
みんなに嫌われることが。」
村上「嵐でおるために、
いまの環境を選んだんやろ？
環境が変わる時は、みんな戸惑うもんや。
俺は何も間違ってると思わんし、
今は歯食いしばって、頑張るときやと思うで。」
A 「みんなが、間違ってるって思ってるかも、そしたら、嫌われるかも、、」
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作者名：樹 | 作成日時：2021年8月29日 19時
