eternally3 ページ5
相葉「来年、そっか、、」
智くんも、
空気感が変わったことに気がついたのか
目が覚める。
A 「うーん、全然、事務所と話してないんだよね。」
毎日が楽しくて、
目を逸らしたい現実に蓋をしてしまった年数が
長いせいか、
現実味がなくて、どこか他人事に思えてしまう。
翔「それってさあ、そもそもデビューの時に決めた契約なんだよね？」
A 「うん、そうだね」
翔「Aの気持ち次第ではあるけど、そもそも、ぬける必要性ってあるの？」
ニノ「そうね、別にこのまま、あなたは続けられるなら、続ければいいんじゃないんですか？」
みんなが、私を必要としてくれてる
そんな空気が、嬉しい。
A 「うん、まあ、続けられなら続けたいけど、
女性のアイドル生命って短いし、、。
みんなと同じように、
ずっといられるのは無理かなって現実的には思うかな」
智「来年じゃなくても、いいんじゃない？」
ふわっと、優しく誘導してくれる智くん
翔「俺も、そう思うかな。」
潤「今の嵐には、Aが必要だし。
15周年終わって、はい脱退はどうかなとは、思うよ。」
A 「うん、、でも、もう30歳近いしね、。
タイミングなのかな、とも思っちゃうんだよね。
いられるなら、ずっと嵐でいたいけど。」
ニノ「Aはさ、嵐やめたら、どうすんの？
ジャニーズではいるの？」
A 「嵐辞めるときは、、
んー、、
芸能界自体辞めようかなって思ってる。」
そっか、、
そんな沈んだ空気が流れる
ずっと、嵐をやめたらどうするのか。
それを私にみんな聞いてこなかった14年だった。
ただ、目の前のことに必死だった私たち。
A 「そもそも、芸能界にあんまり興味ないし、
嵐でいられるから、芸能界にいただけで。
うん、でも、
一般人になって何がやりたいかって
何も考えられてなくて、
でも、辞めるなら、世間に発表もあるし、
嵐としての方向性も変わってくるだろうから、
少し考えていい、？」
翔「Aの気持ち次第だけどさ、
俺らは、まだ6人でやっていきたいよ」
相葉「そうだね、Aがいない嵐は、考えられない。」
ニノ「俺も、今じゃないと思いますよ」
智「うん、」
潤「まあ今日はスタッフもいるし、
またメンバーだけで、話し合おう。」
A 「うん、ありがとう」
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作者名：樹 | 作成日時：2021年8月29日 19時
