白銀の彼女は能力者 2〈stpr〉

番外編: 聖誕祭 ページ23

・番外編なのでみんな仲良しです

・全員色々合った人達なのでイベント事にはご縁がないという設定







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No side








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「ねぇ知ってる？」




真夜中の合同任務。




疲れ果てたすとぷり6人に対しまだまだ元気そうなAが声を上げた。









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る「知らない」


こ「知りたくもない」


「おいお前ら」




軽い喧嘩を始めた3人を、ななもりが「まぁまぁ」と宥める。




な「それで、何？」









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「海外ではね、聖誕祭ってのがあるんだって。キリストが産まれた日を祝うの」


さ「へぇ、何すんの？」


「昔はどうだったか知らないけど、今はモミの木飾ってケーキ食べたりするのが一般的って聞いた。やった事ないけど」


り「俺もないー」


る「僕もです」




今まで、イベントというイベントをしてこなかったすとぷり6人が、わいわいと騒ぐ。









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ジ「てか何で今言ったん？」




ふと、不思議そうに尋ねるジェル。




Aはニヤリと笑いながら、









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「だって聖誕祭、12月25日だもん」




さとみが連絡用端末を素早く確認し、ため息をつく。




さ「1時間半オーバー、だな」









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そう。今は12月26日、一時半。




聖誕祭は過ぎ去った。




だが、









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「まぁ私の部屋、飾り付けしてあってケーキもあって、今頃カイトが紅茶でも入れてくれてると思うけどね」




ふわりと笑いながら、「来る？」と言うA。









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こ「うわー、ずりぃわー」


り「そーゆーとこだよA！好き！」


ジ「行ってええんか？」




再びわいわいと騒ぎ始める6人に、満足そうな笑みを浮かべ頷く。




「深夜の任務は大変だろうし、ってカイトも協力してくれたんだ」




一日遅れだけど、楽しもう。




「よっしゃー！！」









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先程まで見せていた疲れは何処へ。




雪の積もる夜の街には、楽しそうに騒ぐ7人が居た。









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みなさん、メリークリスマス！(遅い)

受験生はクリスマスなど気にしてられませんが、せめて作品の中だけでも...！と慌てて書きました。

幸せな空間！本編との温度差！！

温度差で風邪ひかないようにお気をつけください笑

では、また本編でお会いしましょう！

次の番外編は、きっとお正月です、お楽しみに！

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