【King&Prince】キンプリの最終兵器、純白ちゃん。１１ (ページ18)

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読み終わった時には、私の目からは涙が溢れてた。

お世辞にも綺麗とは言えない字で、でも思いはすごい伝わってきて、心にスッと入って来た。

『っ‥‥ｸﾞｽｯ‥‥。』

海「Aちゃんは演技も歌もダンスも全部すごい上手で、尊敬する。

けどね、もっと頼っていいんだよ？」

廉「一人で抱え込む癖、いい加減治せ？」

岩「無理して笑わなくていいよ。

疲れた時は疲れたって言わないと。」

神「具合が悪い時も、言ってくれないと」

平「Aは十分頑張ってるし、もういろんな人に認められてるじゃん」

岸「少しは力抜いていいんじゃない？」

そう言って、私を抱きしめてくれる海人と廉。

頭を撫でてくれる勇太と玄樹。

背中をさすってくれる岸くん。

手を優しく、ギュッと握ってくれる紫耀。

本当はもう、体力の限界。

体は悲鳴をあげてて、表情を作るのだって大変。

みんなも忙しくて、疲れてる。

だから心配かけたくなくて、ずっと黙ってたけど‥‥。

バレてたんだ。

『‥‥っう、ん‥‥ｸﾞｽｯ‥‥そう、だね‥‥っ』

私はそう言うと、安心したように微笑むみんな。

岩「うん。やっぱりその笑顔が一番好き」

『玄樹っ‥‥』

岩「‥‥っ俺も頑張るから」

私は玄樹に抱き着いて、溜め込んだ涙を一気に流した。

『みんな、ほんっとにありがとう‥‥！！』

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