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原田「若林、まだ終わってないわよ」
若林「なにが？」
すると、ずっと見ていた他の東条達も出てきた。
若林「なんで出て来るの！？」
山上「え、なに？！(笑)」
東条「いやのぶおだけ出て、あれかなって」
山上「‥‥えっ、なにこれ。呼んでたの？全員で見てたってこと？」
若林「‥‥本当ごめん！！」
東条「謝る必要ねぇーよ」
川崎「そうだよ」
全員が山上を睨む。
原田「お前の気持ちをコイツは全然わかってない。言ってやれ！
今本人が言ったことでお前が思ったことを言え！伝えろ！コイツは言わないとわからないぞ！」
若林「‥‥はぁあ！？」
原田「お前だけがあいつの思ってる事を聞く必要はない！！」
山上「はぁ！？なにそれ！傷ついてるかなって思ったから言ってあげただけなんだけど」
原田「お黙り！！あんたの番じゃない。若林、言って終わらせろ！あなたの番です！！」
そして若林はゆっくり山上の方を向いた。
山上「なに？」
若林「なんか‥‥好きになったから‥‥好きになっちゃって‥‥！
たまたまかもしれないけど‥‥スマホとか拾って話せてよかったです！」
原田「もっとあるだろ！言え！」
若林「そっちはそんな気が無くてよかったし、ただこうやって遊びに誘ってくれたこととか、連絡先交換してくれたこととか、嬉しくて。
‥‥本気でそれはそう思ってて‥‥
でも‥‥嘘だったんだ、他人が仕組んだことだったんだって気付いて‥‥。
それがすごい辛くて‥‥。」
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作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月12日 14時
